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《Sside》
S「そんな事ない！」
A「え？」
S「あ・・だから。ビックリしたけど、気持ち悪いって言ったのは、本当に虫の居所寝が悪くて、勢いで言っちまって」
心の声が聞こえる、なんて
言わない方がいいよな
A「そっか・・。ありがとう」
S「え？」
A「そう思われてもおかしくないのに・・。わざわざ謝ってくれて、ありがとう」
・・っ
S「その・・、お前さえよかったら・・、また、友達として・・」
A「ごめんなさい。それは、無理」
S「え？」
A「しょーちゃんの優しさには、すごく感謝してる。でも・・、なんで気づかれちゃったのかもわからないけど・・。うん、俺、しょーちゃんが、好きだった。友達としてじゃなくて・・。だから、友達は・・無理」
・・っ
S「で、でも」
A「ごめんね。俺は、こうやってしょーちゃんと話したり、顔見たりするのもつらいんだ。だから、もう、2度と近づかない。今日はありがとう」
そう言うと、雅紀は信号の隙に車を降りて、走り出した
わかってた事とは言え、俺は雅紀に深い傷を負わせていた
また、辛そうな顔をさせてしまった
俺は、何をやってるんだ・・
・
・
・
次の日、学校に行っても相変わらず雅紀は俺と距離を置いていた
隣に居る風間は俺に敵意剥き出しの視線を向ける
思い切って、雅紀のバイト先に行くと
M「すみません。あなたをこの店には入れるな、と言われてて」
松本くんにやんわり断れた
S「・・雅紀に？」
M「あいつは、そんな事言う奴じゃないですよ」
悲しげな笑顔でそう言う
M「でも、あいつを一番良く知る奴から、あいつを守る為だって言われたんで」
・・二宮くんか
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shin 0630(プロフ) - ずっと心待ちにしてました。お話更新ありがとうございます。翔くんの心の変化の流れが心地よいですね。更新が、待ち遠しいです (2019年6月20日 15時) (
レス) id: 88f74a6eaa (このIDを非表示/違反報告)
なおち(プロフ) - どんどん展開が変わってきて、面白いです。雅紀はちっとも変わってないけど、翔さんサイドが変わっていく景色の中、これからどう方向転換するのか気になります。更新いつも楽しみです！ (2019年5月27日 22時) (レス) id: 4cd26d7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
shin 0630(プロフ) - 新作ありがとうございます。毎回読む度に惹き込まるて、何度も繰り返し読み込んでます。翔くんに自分の気持ちがバレて拒絶の言葉を突きつけられた雅紀。ますます目が離せないですね。 (2019年5月24日 6時) (レス) id: 88f74a6eaa (このIDを非表示/違反報告)
なおち(プロフ) - 雅紀の診療所はラストホープのイメージかな？コオ先生も好きだけど、ラストホープの雅紀も大好きでした。そこに神カルの翔ちゃん来たら面白いかもしれない（笑） (2019年4月23日 0時) (レス) id: 4cd26d7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
ぐり(プロフ) - こんにちは！私のフワっとした纏まりのない妄想をmiuさんが形にしてくださるなんて感激です！！ドキドキわくわくしながら続きをお待ちしております！！ (2019年4月22日 23時) (レス) id: 60116ed64d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美羽
| 作成日時：2019年3月16日 8時
