Flowers ３【SA】

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《Sside》


意外な誕生日プレゼントだった

花屋の雅紀ならでは、だな


雅紀が他の花のように、愛情たっぷり注いで育ててくれた物

マジで大切にしないと




にしても、俺が緑のプランターなんだ

俺のメンバーカラーが‘赤’だから、赤を見ると俺の事思い出してくれるって言ってたのに

緑が好きだって言ったからかな

緑が好きな理由、完全に雅紀なんだけど(笑)



A「あ、あの、早速作ってもいいかな？」

S「あぁ、ありがとう。キッチン、自由に使っていいから。オーブンとか、炊飯器は一応あるよ」

A「わかった。じゃ、使わせてもらうね？」

S「手伝う？」

A「ううん、大丈夫！ゆっくりしてて」

S「ありがとう。助かった(笑)言ってはみたけど、マジで出来ないから(笑)」


包丁なんて、触った記憶も無いしな(笑)

料理なんて・・カップ麺くらいか(笑)



さりげなく、雅紀が見える位置に座って、テレビを付けた


紺色のエプロンを付けて準備に取り掛かる雅紀を見て、幸せに押しつぶされそうだった(笑)


ジュージューと良い音がして、香ってくる香ばしい匂い

途端に腹が鳴る(笑)



A「あ・・飲みたかったら、飲んでてね？おつまみ作ろうか？」


・・本当なら、遠慮しなければならない所だけど




S「じゃ、お言葉に甘えて・・」


冷蔵庫からビールを一本


S「いい匂い。楽しみだな」

A「もう少し待っててね？」


くぅ〜〜〜///

ヤバい！


何だ、この新婚感は！

妄想が止まらない！！

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