WG ページ6
WG
自分の部屋で作業をしているとスニョンが俺の部屋にやってきた
HS 『ジフナ…』
『スニョン?どうした?』
HS『ジフナ…俺どうしたらAを諦められるかな?A以上に好きになれる子なんて現れるかな』
急にスニョンが相談してくるなんて
考えられる原因なんてあいつしかいない
『ミンギュ?』
HS 『さすがジフナ。俺が言わなくても気づくんだよな』
『お前はわかりやすいから』
HS 『今seventeenも軌道に乗って来ただろ?グループで頑張って行く時にAが原因で揉めたくないんだよ。学生の頃ならまだしも今はヒット曲も出てきて大事な時なのにさ』
『お前の言うことは正しい。でも好きな気持ち我慢する方が辛いだろ?ましてやAちゃんが自分じゃない奴の側にいて可能性があるなら諦める必要ないだろ』
HS 『ミンギュに嘘ついたんだよね俺。イェリと付き合ってるって』
『なんでイェリ?』
HS 『告白されたんだよイェリに』
『でもスニョア。それはイェリが可哀想だろ?』
HS 『うん、わかってるよ。だから俺はイェリを好きになろうと思ってる』
『努力して好きになるってこと?』
HS 『うん、俺相手から好きになってもらうのなんて初めてだからどうしていいかわかんないけど、イェリの気持ちは嬉しかったんだ。今までずっとAを追いかけてたからわからなかったけど、相手からの好意に少しずつ応えてもいいんじゃないかって。俺がイェリを好きになれたらミンギュと揉めることも無くなるし、Aもミンギュも俺もイェリも幸せになれる』
『お前の選択がそれなら僕は応援するよ』
HS 『ありがとうジフナ!じゃあ俺戻るわ』
『おう』
お前は誰よりも負けず嫌いなのに
Aちゃんのことになると一気に自信をなくすんだな
俺はAちゃんにはスニョンが必要だと思うけど
俺は口出しせずにお前を見守る
そう決めた
309人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:M | 作成日時:2024年1月3日 22時