Ready to love 4 (ページ38)

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誤解だったページ38

翌朝

目覚めると隣に眠るスニョンを見つけて驚いた

思わず叫びそうになった声を何とか飲み込んで

眠るスニョンを見つめながら

昨日の記憶を思い出そうとしていた時

タイミング悪く目覚めたスニョンと目があった

HS 『おはよA』

寝起きのスニョンを見るのは久しぶりで

色気と可愛さの破壊力によって黙り込んでしまう

HS 『おきてたんだ』

スニョンは何でこの状況に対して普通でいられるの！？

状況も理解できないし

恥ずかしくてたまらない私は

スニョンから反対方向に体を背けた

「えっと…ごめん…なんでスニョンがいるの？
…確か昨日はソクミナとミョンホと飲んでて…」

HS 『Aがすごく酔っ払ってたから迎えにいった。ミョンホとソクミナにくっついてたし』

なにそれ…

ヘリンオンニがいるくせに

そんなこと言われたら期待するじゃん

スニョンのバカ！

「別にミョンホやソクミナにくっついても例えばポッポしたとしてもスニョンに言われる筋合いないし」

HS 『…え？Aお前、俺が来る前にミョンホやソクミナにキスしたの？』

スニョンの怒りを含んだような低い声少し動揺したけど私は悪くない

「スニョンにはイェリオンニがいるじゃん…私が誰とキスしようと別に興味ないでしょ」

　

これまでずっとスニョンに背中を向けて話していたのに

スニョンは私の体を自分側に引き寄せてきて

スニョンと向き合う形になってしまった

「わぁっ！」

HS 『俺の質問に答えろよ。酔った勢いでキスしたの？アイツらと』

「してないし…」

HS 『はぁー！まじで焦ったじゃん』

スニョンは仰向けになって手を広げて叫んで言った

HS 『俺…イェリとは一度も付き合ってないよ』