HS ページ35
HS
Aを迎えに来てもらおうとQueenのマネヌナに連絡したけど電話に出なかった
時計を見ると深夜の1:00だった
『もうこんな時間だもんな…』
マネヒョンが迎えに来てくれた車にAを連れて乗ると腕を組んで俺の肩で眠り始めた
気持ちよさそうに眠るAが可愛くて思わず見惚れていると
マネ 『スニョン…お前の今の顔すっごい気持ち悪いぞ笑』
車のミラー越しに自分の顔を確認すると相当デレッデレににやけていて
恥ずかしくなった俺は真顔を保つようにした
『気のせいだよヒョン』
マネ『このあとどうする?Queenの宿舎にそのまま送って行こうか?』
Aをこのまま宿舎へ送って行ったら
このままAと話す機会はなくなるかもしれない
Aとすぐにでも2人きりで話がしたかった俺は
『ヒョン…Aと2人きりで話せる場所に行きたいんだけどどこかあるかな?』
マネ 『俺が泊まってるホテルならセキュリティーもしっかりしてるしいいかもしれないな』
『いや…それはマネヒョンが寝るとこ無くなるじゃん』
マネ 『俺はお前の部屋で寝るつもりだったけど?』
『え?笑』
俺のベッドにヒョンが寝るの…?笑
でもどうしてもAと話がしたかったから
複雑な気持ちでヒョンにAと一緒にホテルまで送ってもらった
マネ 『お前もようやく素直になったんだな』
『ミンギュに言われたんだ。もう遠慮しなくていいって…』
マネ 『そっか。スニョンが幸せそうに笑うにはやっぱりAちゃんの存在が不可欠だからな』
ヒョンはホテルの地下の駐車場で俺達を下ろしてくれた
マネ 『いい報告待ってる』
『ヒョン、ありがとう』
眠るAをおぶってホテルに入り、Aをベッドに寝かせた
『次のカムバの振り付けでも考えるか…』
リビングに戻ろうとした時
「ヤー!」
Aが起きたと思って咄嗟に振り向くと
「ラーメン持ってきてー」
『…ふはっ笑』
お前は今どんな夢見てんだよ笑
昔と何も変わらないAが愛しくて
俺はAの頭を撫でてからリビングで作業を開始した
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作者名:M | 作成日時:2024年1月3日 22時