Ready to love 4 (ページ26)

今日:45 hit、昨日:29 hit、合計:41,613 hit

HS ページ26

HS

イェリ『今日飲みに行かない？』

イェリの誘いにOKして指定された店に向かうと

既にイェリは飲んでいて机には4つのグラスが並んていた

『もうそんなに飲んでんのか？』

イェリ『早く酔いたいの』

『俺も飲もうかな』

イェリと他愛もない話をしながら飲んでいた時

イェリ『A…』

Aというワードに反応した俺は咄嗟にイェリを見た

イェリ『スニョンは昔からAって言葉にすぐ反応するよね』

黙り込んでる俺にイェリは続けて言った

イェリ『Aみたいにお酒弱かったら良かったな』

『なんでだよ笑一緒に飲める方が楽しめるしいいと思うけど？』

イェリ『そうじゃない』

『ん？』

イェリ『お酒弱かったらスニョンは心配してくれるでしょ？可愛いって思うでしょ？Aだからかもしれないけど』

『…何言ってんだよ笑』

イェリ『スニョンがAを忘れて私に進もうとしてくれたこと凄く嬉しかった…でもスニョンはAしか好きになれないと思うよ？先週の収録で大雨の中Aが迷子になった時覚えてる？』

『あぁ…覚えてるよ』

イェリ『Aの元へ走って行った時スタッフさんが大声で待機するように叫んでたんだよ？気づいてた？』

気づかなかった…

Aを早く見つけなきゃって

周りが見えていなかったこと

イェリ『スニョンは私のこと女性として女として好きって今ここですぐに言える？』

何も答えられなかった

返答に困って黙り込む俺にイェリは言った

イェリ『それが答えだよスニョア…私達は友人以上にはなれないみたい』