3ヶ月ぶりに ページ20
各グループのアイドルから数人が選抜されて
ランニングマンの企画の一部である肝試し大会に出演することが決まった
その中にはイェリオンニやスニョンとウジ先輩がいて
Queenからは私とヘリンオンニの出演が決まっていた
数週間後
後
木々が生い茂る森の中で肝試しの撮影が始まった
決められたルートをたどって
お札を神社に返してお参りをするミッションである
出演者全員が撮影前に集まった時
3ヶ月ぶりにスニョンと顔を合わせた
でも一瞬目があったけどすぐに逸らされる
スニョンの近くにはイェリオンニがいて
相変わらずの仲の良い2人に私の出る幕はないのだと改めて実感させられた
イェリオンニのグループから順番に出発して
スニョンとウジ先輩などその他のアイドルの皆さんに続いて最後に私達が出発した
初めはものすごく快晴だったけど、今は少し雲行きが怪しくなってきた
ヘリン『雨降らないといいね』
「私も今おんなじ事考えてた」
ヘリンオンニと一緒に回る中、なかなかお札がみつからない
ヘリン『見つかんないね』
「手分けして探す？」
ヘリン『それもありだけどはぐれたら怖くない？』
「スマホもあるし大丈夫だよきっと！このほうが早くゴールできそうだし」
ヘリン『じゃあそうしよっか』
私はヘリンオンニと分かれて1人で探しているとキラキラの箱を見つける
今までフェイクでハズレの紙ばかりだったから
今度こそはお札であって欲しい
箱を開けると
ようやくお札が入っていた
「あった！！！」
お札を持って来た道を戻るけど
こんな道通ったっけ？
ぐるぐると走ってみるけど
見覚えのない道ばかり
で
私は森の中で
完全に迷子になってしまった
ヘリンオンニに連絡しようと思ってスマホを見るとさっきまで電波があったのに圏外のマークが表示されている
「ヘリンオンニーーーー！！」
叫んでも返事がない
私は今どこにいるんだろう
ゴールの場所からかなり離れているのかな
怪しくなる雲行きと木々の生い茂る音に
私は絶望を感じた
オンニの言うとおり2人で探してればよかったんだ
しばらくすると
大雨と雷が私を襲った
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作者名：M | 作成日時：2024年1月3日 22時
