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MG ページ16
MG
俺と付き合っている時も
必ず1日に1回はホシヒョンの話題が出てきて
Aがホシヒョンのことを話さない日なんてなかった
Aは俺のことを初恋だって言うけど
俺のことを好きだった気持ちも十分にわかっているけど
いつだってAの中にはホシヒョンがいた
俺達が高校2年の時
ーーーーーー
MG 『ポロロのレアシール…ミアとうとう当てたの？笑』
「これね！スニョンがくれたの！このシールでスニョンの運気も私の運気も上がるといいんだけど」
MG 『おれは？』
ーーーーーー
この時から
ホシヒョンには敵わないのかもしれないって
思い始めたんだと思う
プレディスのコンサートのエンディングで
ソクミナとAが楽しそうに話している姿がモニターに映った時
ホシヒョンの表情を見て
今ホシヒョンのパネルを切なそうに見つめるAを見て
俺ようやく気づいたよ
俺の欲だけでAを独占しちゃダメなんだ
Aが好きだ
でもAを幸せにできるのは俺じゃなくてホシヒョンじゃないとダメみたいだ
Aに幸せになってほしい
Aをホシヒョンの元へ送り出す
それが俺にできるAへの愛の返し方だった
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作者名：M | 作成日時：2024年1月3日 22時
