素直に言えない ページ11
HS 『ああ、風邪だよ…え?今から来る?わざわざドームまで来なくても…え?関係者席で見てたのか?』
スニョンとイェリオンニの会話が気になってスニョンを見たら
ちょうど目があった
HS 『わかった。待ってる』
スニョンが電話を切ったタイミングで私は聞いた
「イェリオンニと付き合ってるの?」
HS 『…別に俺とイェリが付き合ってたとしてAにはミンギュがいるだろ?』
「私は…」
"スニョンが好きだよ"
そう素直に言えたらいいのに
あの日スニョンを追いかけずにミンギュを選んだ私が言えるわけがなかった
私の気持ちを言ったとして
ミンギュを傷つけて
スニョンを困らせるだけだ
HS 『A、看病してくれてありがとう。前、ソクミナからもお菓子貰った…ありがとな』
ソクミナは私からのお菓子だってスニョンに言って渡したんだ
言わなくてよかったのに…
そういうところがソクミナらしいんだよね
“バタン“
急に部屋の扉が開いて視線を移すと
焦ったイェリオンニが入ってきた
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作者名:M | 作成日時:2024年1月3日 22時