Ready to love 3

HS ページ41

HS


店に到着して案内された部屋に入るとイェリが既に待っていた




イェリ『スニョンお疲れ様』



『イェリお疲れ』



辺りを見回しても俺とイェリの2人だけでクラスメイト達がいない




『みんなは？』




イェリ『みんな来れなくなっちゃって私とスニョンだけになっちゃった笑』




『そっか』







A以外の女の子と2人でお酒なんて飲んだことないし飲む気もなかった




『イェリ、一緒に帰るか？また来月にでもみんなで会おうよ』





帰ろうとした俺をイェリが呼び止める






イェリ 『スニョン何飲む？』





『え？』




イェリ『せっかく来たんだし少し飲んでがない？私お腹空いてるし』




絶妙なタイミングで鳴る俺のお腹




『生ビール』





イェリ 『おっけー！』




俺の発言にイェリは笑顔で答えた






『イェリと2人で話すのなんて高校生ぶりだよな？イェリが先にデビューして忙しくなってほぼ学校来てなかったし』




イェリ 『音楽番組でよく会ってたけど話す時間ないしね』




『イェリも前よりは落ち着いたよな？教室でいつもうるさかったし』




イェリは飲むペースが早く、既に6杯目に突入していた







『イェリ、飲むペース早いよ笑』




イェリ『スニョンだってもう5杯目じゃん』




『Aなんか一口飲んだだけで酔うほど弱いのにな笑』




イェリ『スニョンはお酒弱い女の子の方が好き？それとも一緒にお酒飲める女の子がいい？』




『理想は一緒に飲める子がいいかな笑』




イェリ『そうなんだ』




『そういえばイェリ、高校2年の時にかっこいい先輩に告白されてたよな笑誰だっけ…あ！ジェボム先輩だJYPの』




イェリ 『ああ、懐かしい笑』




『俺も周りもみんな付き合うと思ってたのにさ、振ったからビックリしたよ笑男子から見てもかっこいい人なのに』




イェリ『好きな人がいたから』




『イェリに好きな人？初めてきいたよ俺笑』




イェリ 『うん』




『あーわかった、ユギョムだ』




イェリ 『ちがう』




『俺の知ってる人？笑』






イェリ 『スニョン』






『ん？』












イェリ 『スニョンだよ。高1で同じクラスになった時からあんたのこと好きだった』



















俺は驚いてイェリを見つめることしかできなかった

HS→←DK

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す