Ready to love 3

1本の電話 ページ15

スニョンと付き合いはじめて


来月で1年が経とうとしていた


カムバする度に音楽番組では1位を獲得して


アルバムの売上枚数やMVの再生回数も好成績を収めて


仕事も恋愛も順調で幸せで順調な私


今日はオフで宿舎で過ごしていた時に入った1本の電話



ミンギュからだった



別れて以降連絡をとっていなかったのに何事だろう



恐る恐る電話をとるとミンギュではない男の人の声だった










医師『もしもし？こちらキムミンギュさんの携帯帯からかけているのですがミンギュさんとはお知り合いでしょうか？』




「あ、はい…そうですけど」




医師 『こちらソウル病院救急救命医のパクと申します。只今ミンギュさんが倒れましてソウル病院の夜間病棟に緊急搬送しました。』

















頭が真っ白になった

















動揺して言葉を失う私に構わず男性は私に話し続ける



医師 『ミンギュさんの短縮1番があなただったので早急に電話したのですが、身元引受人が必要でして今すぐ来ていただくことは可能でしょうか？』




「…ミンギュは？ミンギュは無事なんですか？」



震える声で聞いた




医師『急性アルコール中毒です。今は薬を投与して一命を取り留め落ち着いています。』



「一命って…どういうことですか…」



医師 『これ以上飲み続けていたら命の危険性もありました』



「わかりました…今すぐ向かいます」



電話を切ってからも頭が真っ白のまま





とりあえず財布とスマホを持ってタクシーに乗って病院へ向かった

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