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4話 ページ6

出版社に原稿を届けた。

ただ、届けた後、中身をみた担当編集者が原稿見るなり「ぐしゃぐしゃになってるけど、何があったの!?」と聞かれたので「現在刑務所にいる泥棒にでも聞け」と言っておいた。

朝からイライラする。私の大事な原稿を踏み潰しおって。次あったら顔面崩壊させてやろうか。

そう思いながら町を歩いていると、またもや事件。今日、どれだけ事件が起こるんだ。
そして私はどれだけ接触しておるんだろう。

人が集まる中、ひょこ、と顔をだせば状況がみえた。

そこには事件を時にきたであろう斬きり短髪の少年がいた。

そいつからは「馬鹿だなぁ、愚かだなぁ!」といいながら被害者ぶってる加害者をペチペチ頭を叩いている。

まだ事件は解決してない。じゃあ、何故私は加害者がこいつだってわかったかな?


それは自分の観察眼に聞きたいね。自然とこうなった。元々小説家を目指していたため、頻発に人間を観察していた賜物。

「少年、今ぶっ叩いてるその憐れな被害者が犯人だよ」

そう教えると
「知ってるよ、知ってるからこうやって叩いてるの!君、凄いね、僕以外気づいてないのに君は気づいた!君も異能力者かい?」

そう一気に言われた。
「さぁ、私はそこらの一般人でたまたまわかっただけ!君も詰まらないだろう、早く終らしたらどうだい?その表情じゃあ会いたい人がいるだろう?」

江「君、そんな観察眼もっていたら一般人じゃないよ、まぁいいや、確かにつまらないしはやく終わらせよう、あ、僕の名は江戸川乱歩!君は?」


「私は時忸梓。じゃあね、江戸川さん!」


そう言って去った。



江「(時忸って確か小説家だっけなぁ。あんな観察眼もっていちゃあ僕の異能力と同じぐらいすごいよ、まるで真実がわかる椅子に座り続ける、探偵のようだ)」

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送り犬 - ジイドとさんこいちと綾辻先生マジ癒し・・・更新頑張って下さい!ちょっとした話も楽しみにしています! (2016年11月28日 17時) (レス) id: 76d55a8e04 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(ただ単に馬鹿な奴) - この作品を読んで綾辻ファンになりました(≧∇≦)(あと九話で芥田ではなく芥川では?)更新頑張ってください( ^ω^ ) (2016年8月1日 19時) (レス) id: 166e27af34 (このIDを非表示/違反報告)
柊奏里(プロフ) - すみません、間違っていたら申し訳ないのですが、安吾の一人称は「私」ではなく「僕」ではなかったでしょうか? (2016年7月14日 22時) (レス) id: 1714fddac5 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー豆 - ジイドさんと織田作可愛い癒しだ。更新頑張って下さい(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年7月14日 21時) (レス) id: ed7190f987 (このIDを非表示/違反報告)
トマトマン(プロフ) - 物凄く良い←俺得作品です!私、織田作も好きだし外伝組も、特に綾辻先生と深月ちゃんと京極さんが好きです←←((結局全員(笑) ちょっとした話の時の織田作とジイドの会話が面白かったです!!此れからも織田作をちょくちょく出して欲し(( 長文失礼しました(^^ゞ (2016年6月25日 0時) (レス) id: b576dbc997 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:熱発電 | 作成日時:2016年5月25日 3時

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