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やばい。

図書室から出てきたのは長身で黒髪の男子。

はだけたシャツにボタンの開いたカーディガンが色気を撒き散らしている。

切れ長の目を不機嫌そうに細めた。

女「なんかぁ、ここで人待ってるらしいよ?あ、もしかして、北斗の相手をした…」

北斗「うるせー。お前も早くどっかいけよ。」

女の人の言葉を遮りながら長身の人が言うと、明らかに気分を害したようで、

女「はぁ?北斗、私の体がどんだけ…っん。」

クチュッ。

北斗「とにかく、行けよ。」

濃厚なキスをされて、さっきまでの不機嫌は何処へやら、浮ついた足取りで廊下を去って行く女の人。

こういうひと、無理なんだけど。

北斗「で、お前は何してんの?」

あ、この人が不機嫌なの忘れてた。

「えっと、生徒会室に連れてこられたんですけど、待っててって言われたんで待ってます…っ?」

正直に答えると、長身さんはいきなり迫ってきて私を壁に押し付ける。

いわゆる、壁ドン状態。

北斗「お前、見たことねーけど転校してきたの?転校早々、授業サボって人の行為覗き見とか、いい趣味してんじゃん。」

これは非常に緊急事態です。

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koala☆ - 『生徒会』が「先生会」になってますよ! (2018年3月22日 18時) (レス) id: eafcb95f3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき | 作成日時:2016年12月2日 17時

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