高嶺の花なんかじゃない3【BTS】 (ページ4)

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【JK side】

フリーズして動けなくなってからどのくらい経っただろう...
『ヌナをなめちゃだめだよ』って両頬包まれてキスされて。
そんな事起きるなんて全く想像してなかったから、あまりに想像の斜め上を行きすぎて全ての思考回路と運動神経が停止した。

「やべ、俺も戻って準備しなきゃ」

やっとこさ動き始めた脳みそが早く帰宅して準備しろと急かす。
え、待って、あれなに？破壊力とかの騒ぎじゃなくない？
俺、ヒョン達みたいに大人の男としてあみさんを甘やかして、ズブズブに沼らせて、俺から離れなくする予定だったのに、これじゃあ完全に立場逆じゃん。
俺が沼りそうじゃん。

「ジョングガ、お前顔真っ赤だけど熱でもあるのか？」

なんてジンヒョンに聞かれたのに

「いや、大丈夫っす」

って返すのが精一杯。
仕事までにこのポンコツ頭どうにかしなきゃ。