高嶺の花なんかじゃない２【BTS】 (ページ49)

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翌日、リビングに響き渡る「アンデ」の声。
黄金マンネがひたすらアンデアンデと言ってる。

「ヒョン達からもらったアクセサリーは全部アンデ！ハグもアンデ！スキンシップもアンデ！シグナルもアンデ！あーんもアンデ！アンデアンデ！今日から俺のですから！」

朝からずっとこればかりだ。笑
周りの兄達も呆れ顔で半笑い。

「あみさん、今日からヌナって呼んでもいいですか？」

『あ、うん！いいよ！私はなんて呼んだらいい？』

「グクって呼んでください！」

『敬語も外そ？せっかく恋人同士なんだから！』

私がそう言うと照れたように顔を赤くして俯く。
さっきまでアンデアンデと勢いよく言ってた威勢のいい男はどこに行ったかと思うくらい。

「いいなぁー、ジョングガだけヌナ呼びなんて」

「いいじゃないですか！俺はどう頑張ってもジンヒョンみたいにオッパって呼ばれないんですから！」

「ジョグガ、俺とテヒョンなんてオッパとも呼ばれないしヌナとも呼べないよ」

「ヌナって呼べるのが俺だけなんて何か興奮する！」

「ヤー！ジョグガー」

朝からなんて騒がしい。