高嶺の花なんかじゃない２【BTS】 (ページ36)

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【TH side】

僕が「あみからキスして」ってお願いしたら、絶対恥ずかしいから嫌だって拒否られると思ってたのに応えてくれるあみ。

仕事前にあみにキスされて行ってらっしゃいされたから、車の中では質問攻めだった。

「テヒョンア、なんであみからキスされてるの？」

1番に僕に聞いてきたのはやっぱりジミナ。
ちょっとキレ気味で釜山の血出てますよーって思いながら「へへへ」って答えたらどつかれた。

「あみって自分からそういうことすんのな」

何に対しても興味の無さそうなユンギヒョンだって驚くんだからよっぽどあみは、みんなの時に受け身だったんだろう。
でも僕の時は嫌だったんだ。
どっちかが受け身とかではなくて、お互いに好きで好きで仕方ないみたいな、そんな相思相愛になりたかったんだ。

「俺、1番最後でマジ良かった...」

ジョングガがそうやって呟くと周りのヒョン達はワーワー騒ぎ立てる。
今は僕の番だから、きっとそういうジョングガの言葉にも冷静でいられるけど、終わったらきっと嫉妬でおかしくなりそうだ。