高嶺の花なんかじゃない２【BTS】 (ページ27)

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私、勘違いしちゃってたんだって気付いたら恥ずかしくて恥ずかしくて、自分でも顔が真っ赤になってるのがわかる。

その間もずーっとジミンにホールドされたままで身動きは取れない。

「あみー、勝手に勘違いして、俺のキス拒絶するなんて、お仕置きが必要だよね？」

何にも答えない私にドSジミンが炸裂する。
答えないんじゃない。恥ずかし過ぎて答えられないだけだ。

「舌出して」

舌出して？え？
あまりにも驚きすぎて顔を上げるとその瞬間に唇を奪われる。
いつもみたいな「ちゅ」っていう可愛いキスじゃなくて、私の唇を啄むようなキスに、ドキドキし過ぎて呼吸を忘れる。

「ほーら、舌、出して？」

呼吸を忘れていたせいで息が荒くなってる私をニコニコしながら見つめるこの可愛い顔のジミンから発せられる言葉とは思えない。

私の後頭部をホールドしていた手をグッと引かれて、顔と顔が更に近づく。

「あみが言う事聞かないなら、俺が無理やりこじ開けてもいいんだよ？」

なんてドSな...
そんな自分から舌出すなんて恥ずかしくて出来ないよ...