高嶺の花なんかじゃない２【BTS】 (ページ20)

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【Jimin side】

「えーじゃあどこならいい？2人っきりになれる場所？それともベッド？」

俺の言葉に顔を真っ赤にして恥ずかしそうにするあみなのに、今は人が変わったように妖艶で、色気のあるパフォーマンスをするから目が離せなくなった。
まるで、「私が全部教えてあげる」なんて言われてるようなその妖艶さに普段のあみとのギャップが凄すぎてモニターの前から一切動けない。

時にはアイドルのように可愛らしく、時には清純さと透明感を爆発させて、そして今回のように妖艶さも醸し出す。この人は多重人格なのか？と思うほどだ。

「やーあみちゃんなんかすごいね、そそられる。」

きっとメンバーみんなそう思ったに違いないけど、口に出さなかったことをテヒョンは簡単に口にできるから少し羨ましくなった。しかもこいつが言うとなんだかやらしくないのがさらに羨ましい。

俺の横であみ大ファンのジョングクがモニターに穴が開くんじゃないかと思うほどの勢いで凝視してる。

「あんまり見ないで」

「今見れなくても後で録画して見ますよ？ヒョン」

なんて言いながらモニターから離れない。
こんな表現力のあるあみをもっとたくさんの人に知ってほしい、と思う一方で、こんな妖艶な姿は誰にも見せないでよとも思う。

女心は複雑なんだ、ってよく言うけど、そんなの男だって同じだ。