高嶺の花なんかじゃない２【BTS】 (ページ14)

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びっくりする暇もなく、ジョングクくんに抱き上げられてジミンから離される。

「ヒョン、そんないきなり‼︎」

「グガ、離して。」

ジミンの言葉にゆっくり私を床に下ろしてくれた。
と同時に腕を引っ張られてジミンの腕の中に収まる。

「あみ、今日から俺の女なんだから簡単に他の男に触られちゃだめだよ」

これが釜山男子というやつですか？突然現れた雄ジミンに思考が追いつかない。
そしてまた私の唇を奪うジミン。

「なっ」
『なっ』

私とジョングク君の声が重なる。

「ヒョンとだってキスしてたじゃん。もう俺の番なんだから毎日するよ？」

私はこんなドSジミンを知らない。

「顔真っ赤、かわいい」

そう言って私の頭を撫でるジミン。
急に雄ジミン出してきたと思ったら、ドSなこと言って、「かわいい」だなんて甘いこと言って、この人は百戦錬磨か何かですか。
この1週間で私の心臓を亡き者に？