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「あみちゃんどうしたの?」
家に着いた私がホソクさんにお姫様抱っこで運ばれてることに驚いたナムジュンさんが駆け寄ってくれる。汗だくで四肢に力が入らなくなっている私は傍から見れば重病人だ。
それなりには疲れているホソクさんを察してか、お姫様抱っこがホソクさんからナムジュンさんに変わる。
「あみとダンス練してたんだ。」
「あみちゃん、しごかれたんだね。こんな汗かいてかわいそうに」
心底同情され、心配された顔で覗き込まれる。
『スパルタでした...』
「分かるよ、かわいそうに』
ソファーに優しく下され、お水を持ってきてくれるナムジュンさん。
お水を飲んだら、普通のお水のはずなのに恵みの水のように美味しく感じる。
「あみ、お風呂いこ?」
え?お風呂?
「汗かいて気持ち悪いでしょ?運んであげるからお風呂行こ?洗ってあげる」
さも当たり前かのようにそう告げて私を再び抱き抱えようとするホソクさん。
え?え?え?え?お風呂?一緒に?洗ってあげるー?
ナムジュンさんも驚きすぎて言葉発せてない。
いや止めて、あなたが止めて。
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JM(プロフ) - 最高です!すごくキュンキュンして夢中で読みました! (2022年12月24日 15時) (レス) @page38 id: 7f4b1843a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ai.love.fm.08@yahoo.ne.jp | 作成日時:2022年10月5日 21時