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私は暇があるとユンギさんの部屋にお邪魔してピアノを習った。
制作の邪魔になったりしないかなって少し心配になるけど、あみがいるとインスピレーションが湧く気がするからっていつも温かく迎えてくれる。
『ユンちゃんはどんな恋をして来たの?』
突拍子もない質問だっただろうか。
目をまん丸にして驚いた顔して顔を上げたユンギさん。
「俺の恋愛なんて気になるの?」
『こんな素敵な歌詞や曲を考えられるなんて、きっと素敵な恋をして来たんだろうなー。それとも苦しい恋だったのかなー?とか色々想像しちゃって。』
「俺の昔の恋の話聞いて、ヤキモチ妬かない?」
そう言って私の髪の毛を耳にかけるユンギさん。
その仕草がなんだかやけに色っぽくて、でも自然で、心臓のバクバクがユンギさんに伝わってしまわないか心配になった。
『ヤキモチ妬いちゃうような内容なの...?』
そう問いかけた私にユンギさんは「参ったな」って言いながら頭を掻いた。
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JM(プロフ) - 最高です!すごくキュンキュンして夢中で読みました! (2022年12月24日 15時) (レス) @page38 id: 7f4b1843a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ai.love.fm.08@yahoo.ne.jp | 作成日時:2022年10月5日 21時