消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ47)

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45話ページ47

は？

そういった声が至る所から飛ぶ

金田一「か、かんとく、どういうことっすか？」

金田一が代表(？)して監督に問う

監督「茉白は、いま肋骨にひびが入っているんだ。全治三週間だそうだ。その間は絶対安静、てことなんだが、茉白の希望でマネージャーをやらせることにした」

及川「茉白ちゃんにひびぃい？！」

花巻「おまえ、何したんだよ、ていうかひび入れるようなアクティブな子だったけか？」

ひび入れるようなアクティブな子ってなに？と思ったけどとりあえずスルーかましとくことにした

『ちょっとやらかしまして、すいません』

花巻「ねぇ、まつぅぅ！俺無視されたあ？」

松川「うん、ナチュラルに無視されたね、どんまい花」

監督「話戻すぞ、、。まあマネージャー言っても絶対安静が条件だからあまり重たいものは持たせないし、無茶もさせないつもりだ。マネージャーやる時点で安静じゃないかもしれんけど茉白の希望だ、みんなも支えてやるように」

及川「はい、茉白ちゃあん！俺らのこと沢山頼っていいからねっ！」

岩泉「及川じゃちょっと頼りねぇべ。俺のこと頼れよ。特に重いものとか運びたい時はな」

『ありがとうございます、岩泉さん』

僕は岩泉さんに感謝を伝えぺこりと礼をする。
インハイ前で大事な時期だからあまり頼るつもりはないけども建前上、ね？？

及川「ちょっと？！なんで岩ちゃんだけ？！」

国見「及川さんはちょっと、アレじゃないですか」

及川「国見ちゃんっ？！アレって何さ！」

まあ、そういうとこだろうなあ、って思ってたら周りの先輩方も総出で突っ込んでた

及川「みんな酷いっ！」

『及川さん、うるさいです。でもありがとうございます』

及川「ううっ、茉白ちゃあん！」

抱きついてこようとした及川さんを岩泉さんが1発殴って沈めてくれた

岩泉「及川っ！茉白ひび入ってるっつーの！」

及川「あ、やべ」

このなんとも言えない楽しい空気感？っていうのがこのチームに強く惹かれた面なんだなあ、って改めて思った。
みんなが覚醒してしまう前の僕らみたいで、落ち着くし、、何より幸せだなって感じられる

監督「まったく、騒がしいなお前らは、笑
ほら、とっとと朝練始めろよ！」

さ、僕もマネージャー業頑張りますかね、、