消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ5)

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4話ページ5

え、それだけ？
その説明を聞いてなかっただけであんな騒いでるのあの人？

まあ聞いてなかった僕が悪いんだけどさ

『なんであの人に憧れたんだろ』(ぼそっ

及川「ちょっと！茉白ちゃん聞こえてるかんねっ！」

聞こえてたのか、地獄耳ですね。

『聞こえてたのか、地獄耳ですね。』

及川「それは心の中で言ってよね？！」

『すんません、心の中でも口でも言ってました』

正直に話すとまたわーぎゃー始めた先輩方。そこに花巻さんと松川さんも混じっていよいよ収集がつかなくなった。

めんどくさい、早く着替えたい。早く寝たい。

国見「めんどくさい。早く寝たい」

国見とはやっぱり気が合うかもしれない。

金田一「お前らもう少し覇気を出せよ」

国見、主「『めんどくさい』」

金田一「お前ら似てんな」

そんなこんなでチャイムが鳴りまだ騒いでる先輩方にお疲れ様でした。とひと声掛けた。

花巻「おー、おつかれーい。放課後忘れんなよー」

松川「お疲れ様。遅れずにくんだぞー」

僕が憧れてしまった2人の阿吽さんたちはまだぎゃーぎゃー言っていたから放置して部室に向かった。

ブーブーブーブー

誰かの携帯鳴ってるよ、

ブーブーブーブー

うるさいなー、誰か早く出てよね

ブーブーブーブー

金田一「なんか早く出ろよって顔してるけど鳴ってんの茉白、お前の携帯だぞ」

あ、僕のか。

『ごめん、すぐ出る』

ブーブーブーブー
着信: 征十郎

『…。』ぶつっっ

金田一「え、出ねぇのか？？」

『うん。出なくていいやt』

ブーブーブーブー

金田一「急用とかじゃないの？」

しつこいな、、ぶつっっ

ブーブーブーブー

『はあ、、』

国見「、、出てあげれば？」

金田一「いっかい出れば終わるんだからよ、」

仕方ないな、、

『なに、赤司』

赤司《やっと出たか。A。なぜ何度も切るんだい？》

『だってめんどく、、忙しいんだもん』

赤司《A、めんどくざらずに僕からの電話には出ろ。これは命令だ。僕の命令は絶対だろ？忘れたのか》

でた、赤司の僕の命令は絶対。

『はあ、分かった。ごめん。けどこの時間は朝練終わったばかりの時間だからやめて。』

赤司《、、、いいだろう。ところでA、今週末は空いているか？》

今週末、？
知らない、僕、部活の日程把握してないし。

『国見、今週末の部活ってどんな感じ』

国見「俺に聞かないでよ。」

うん、だよね。国見に聞いた僕が間違えてたわ

『金田一』

金田一「結局俺かよ！」