消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ34)

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32話ページ34

青峰、庇ってくれるのは嬉しいけどべつに悪くは言われてないぞ。まあありがとね、

『ありがと、青峰。
てか僕に綺麗事うんぬん言うならまず僕を力で捩じ伏せてからにしてね、ただの負け犬の遠吠えにしか聞こえないから』

桃井「茉白くん、相変わらず性格悪いね」

『桃井は相変わらず僕には辛辣だね』

桃井「わたし、茉白くんのその性格好きじゃないからさ」

『僕も君のその能力とそういうとこ好きじゃないよ』

僕は謎に口悪モードに入るとあんなに怖い桃井でさえにも楯突く勇気が出るみたい。ほんとこのモード恐ろしい、、

『じゃあ僕は一般席に行くんで失礼しますね』

最後に青峰の方に向かって

『頑張ってね、まあそれほどの相手じゃないと思うけど』

そう言った。人間の性格というのはそう簡単には変わらないらしい。バレーにおいては人を見下すということはまず無い。
けどもどうにもバスケになるとそういった癖がついてしまってるみたい。

はあ、またやっちゃった。
いい加減直さなきゃな、、いつまでも僕は変われない、ほんとガキかよ

酷い過ちに気づいて変わろうと、もう他人を傷つけないバスケをしたい、チームスポーツを学び直したい、そう思って青城に行ったと言うのにな笑笑

no-side

自嘲気味になってますが、彼が人を見下さないバスケができるようになるまではもう少しかかりそうですね、ですがきっとその日も近いことでしょう

そのきっかけは案外近くに転がってるものですよ笑

ほら烏野の孤独な王様なカレを思い出してみては？才能に溺れて周りを見下す、気づいたら誰も居なかった。

彼とカレは似てる部分が多かれ少なかれあるようですね、さあ、カレとの出会いで彼はどう変わるんでしょうか。また、彼との出会いでカレは何に気づくんでしょうか、、

私が思うに彼等の敵は彼等自身でも対戦相手でもありません、自身の持つ才能そのものなのです

もう少し彼等の才能との闘いを一緒に見ませんか？？

私は誰かって？？そうですね、彼等を見守る傍観者とでも言っときましょうか笑笑