消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ33)

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31話ページ33

とりあえず、僕はここにいるのもアウェイなので今すぐ出たい。一般に紛れたい。

『じゃあ僕は青峰を送るという任務を果たしたんで、さよならっっ！！』

ガシッ
今吉「あーちょいちょい。」

逃げようと思ったのに腕をがっしり掴まれて逃げれなかった、、ひん、僕もう一般人なのに

今吉「試合まではまだ少し余裕があんねや。すこぉし話そか」

いやです。妖怪さとりと話すことなんて僕には無いです。

今吉「君はなくてもこっちは聞きたいことあんねん」

もおお、心の中まで読まないでよ。そもそも何が悲しくて心読んでくる人と話さないけんのよ、、

今吉「そんなこと言わんで、な？それともわしに代わって試合にでもでるか？？」

『わあ、ぜひおはなししたいですぅう』

諏訪「ぶはっ！すごい棒読みじゃん笑」

僕話すならこの人がいい。雰囲気がお父さん、どことなく松川さんみたいで落ち着くから僕この人とならお話したい

今吉「茉白くんの相手はわしやからな？」

、、、。もう僕はつっこまないよ

ーーー
松川「ぶえっくしょい！」

花巻「おお、大丈夫かー？」

松川「んー、なんか急にむずむずするんだよねー」

花巻「おだいじにー」

及川「きっと誰かがまっつんを噂してるんだよ！さすが色男だねっ！俺ほどじゃないけどっ☆」

松川「、、、ずっーーー！」
ぶぉんっ！

及川「わっっ！ちょっと！鼻かんだティッシュを及川さんに投げつけないでくれる？！」

岩泉「自業自得だべや」

及川「さっき国見ちゃんにも投げられたんだよね、おれ今日はそういう日なのかな」
ーーー
今吉「みんな気にしとるとこやから聞くで。なんでバスケやめたんか？」

『つまらないからです』

今吉「ほおん、じゃあ楽しくなったらまたやるんか」

『やりませんよ。僕のバスケは他人を傷つけるし、何より誰も挑んできやしないんで笑
まあバスケよりも楽しいものに出逢った、これが今言える答えですね。なんで僕がバスケに戻ることはありません。』

ゲーム程度なら付き合いますけどね、とひと言付け加えといた

そこまでずっと黙って聞いてた恐らく控え選手達から
「そんなの綺麗事だろ」
とちらほら聞こえてきた

そら綺麗事だよ。だって言い方悪いけど過去のことなんて過ぎたことでもうどうしようもないんだから。
今どうするのかが肝心なんだから綺麗事にもなるだろ

『そんなんだからいつまでも控えなんじゃん？』

青峰「てかAのことよく知らねぇやつがコイツのことを悪くいうんじゃねぇよ」