消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ31)

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29話ページ31

はっーーー、、

マジで疲れたんだけど。
このバカほんとに本気できやがった

青峰「ああ、やっぱお前とのバスケが一番イイわ。」

なんかサラッと少し嬉しいこと言ってくるし、、

青峰「いいアップになったわ。まあ今日の試合とかにアップは要らねぇとおもうけど、」

青峰の自分以外はみんな下、弱者というスタンスも健在

『予選レベルじゃあ仕方ないんじゃん？てゆーか、僕が今日アップ手伝ったのは別に本気で試合ができるように身体あっためてやる。て意味じゃないからね？？？』

頭にはてな浮かびまくってるよ青峰、、

『身体を動かしもせずに突然試合なんてやったら怪我しかねないでしょ？？いくら全力でないとはいえバスケは激しいスポーツなんだから。』

てか今更こんなこと言わせんなよ、何年バスケやってんのさ笑

青峰「俺は怪我しねぇよ」

『バカか。神でもねぇ限り人間は怪我するわ』

俺は神だとでも言い出したらぶん殴ってたところだけども、黙ったからこの拳は抑えたるよ

命拾いして良かったな

『青峰が怪我したら僕がバスケやりたい時に誰が付き合ってくれんのさ』

青峰「A、お前やっぱバスケまだ好きだろ」

そんな愚問には僕は答えてやんないよ

さて、そろそろ試合まで20分切ったな、、

『ほら、控室行くよ』

突然踵を返し歩き出した僕を某木〇拓哉の名言と共に追いかけてくる青峰。

『僕まで桃井に怒られるから早く行くよ？？』

桃井に怒られるのだけは勘弁、、僕トラウマなんだよね、1度ガチで怒らせたことあってさ、あの時の恐怖は忘れないよ。

その話はまた今度時間がある時にでも話すね

選手口から入ると今日出るであろう人達でごったがえしてた。

A「おい、あれってキセキの青峰と茉白じゃね？！」

どこからか聞こえたその一言でその場にいた人たちの目線が一気に僕らに集まった。

なんかこの注目される感じ久しぶりだなあ、、まあ全て好意の目ではないのが悲しい現実だけど笑

B「茉白て、バスケ辞めたんじゃねえのかよ、」

C「青峰と居るってことはまさか同じチームなのか」

A「それもう勝ち目ないじゃん、誰も勝てねぇよ」

B「棄権するか？？」

インハイの予選だと言うのに僕らを見ただけでその空気になるのかよ。

『別に僕らが出なくてもお前らの負けは確定だろ』

気づいたら口走っていた

『あくまでここは戦場。戦場に戦意のないやつが来るとどうなる？？バカでも分かるよね。青峰、どうなる』

青峰「あ？死ぬだろ、んなもん」