消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ29)

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27話ページ29

青峰、おまえ今なんて？？？

『え、待って。9時開会式ならもう始まってない？』

青峰「あー、うん。始まってんだろ」

えええ、めちゃくちゃ呑気じゃあん。
まあぶっちゃけおっさん共のクソ長い話をダラダラ聞くのにはなんの意味も感じないけどさ？？
正直なとこ自分の試合に間に合えばなんでもいい。

だけどさ？！高校入っていちばん最初の公式試合じゃんかよ、、そこだけは行こうよー、僕でも最初だけはちゃんと行くよ？次からは第一試合までにって感じになると思うけどさ。

『とりあえず、自分の試合には間に合うわけ？？』

青峰「間に合うだろ、さつきが第二試合て言ってたからな」

まあ、青峰だから行くだけいいと思うべきか。

『おーけい。じゃあ今から行くよ』

青峰「はやくね？」

『今日は特別に僕が一緒にアップをしてあげる』

青峰「いく」

即答かよ、やっぱりこやつ単純

ーーーーーー

おお、この体育館久しぶりに来たかも、、。
懐かしい。けど少し嫌だ、ここの空気感も楽しめなくなった頃から嫌になりつつあったから

『緑間や黒子とは今日はやり合わないの？』

たしかあいつらも同じ地区だったろ

青峰「あー、テツたちとは当たるとしても都予選だろ。まあ緑間は来るとしてもテツが勝ち残るかどうかは正直微妙だけど」

んー、僕的に黒子は都予選には勝ち上がって来ると思うけどな

『そっか、今日は都予選に進める代表を決める大会なのね』

青峰「そうなんじゃね？」

まったく、、。適当なんだからさ？？

『そう。ところでチームに合流しなくていいの？』

僕は一般で入るから青峰とはそろそろ分かれるはずなのだが、一向にチームに合流する素振りを見せない。

桃井「ああっ！！青峰くんやっと来た！もう、みんな待ってるよ？？」

よかった、迎えが来たよ？

青峰「あ？さつきか。試合はまだだろ？？」

桃井「そうだけどさ、大会はもう始まってるんだからねっ！」

青峰「うるせえな、、。試合にはちゃんと出っから安心しろよ」

マジで母親に楯突く反抗期の餓鬼じゃんか笑

桃井「もうっ！そーゆの良いから行くよ？！あと一時間もないんだからね？公式練習も入るんだから！」

相変わらず大変そうだね、青峰の子守りお疲れ様。。

桃井「え、、茉白くん、、？」

ん？そうだよ？

桃井「どうしてココにいるの、？東京の学校に居るなんて情報はないんだけど、、」

ふふっ笑桃井の情報通は健在なんだね

『うん、僕はバスケしに来た訳じゃないから安心しなよ』