消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ25)

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23話ページ25

そのあとはどちらかともなく1on1は始まった。

ボールをつきながら僕は青峰にいう

『僕に会いたくなっちゃった青峰くんに聞きたいことがあるんだけど』

青峰「なっ！そんなんじゃねぇよ別に！！」

やつはやはりツンデレと言うやつ？？

『まあまあ、聞きたまえよ。』←

『インハイはいつなの？』

青峰「3ヶ月後」

3ヶ月後か、、日程が被らなきゃ行こ

『そう、高校、面白い人居た？？』

青峰「うぜぇ先輩なら。」

『どんな人？』

青峰「糸目でさとりみてぇな人とか、やたら突っかかってくるうるせぇやつとか」

あー、そのさとりみてぇな人とはやりたくないな、何でも見透かしてくるやつは嫌い。

『そっか、楽しそうでなにより』

青峰「いまので何処が楽しそうの判断に繋がるんだよ」

『僕が楽しそうと思ったからお前は楽しいんだよ』

青峰「ジャイ〇ンかよ」

『僕あんなデブじゃない。』

青峰「そこかよ。てかジャイ〇ンに失礼だぞ」

青峰がナイスツッコミを入れたところで僕は1歩後ろに下がってシュートを放った。

それは綺麗な弧を描いてゴールに吸い込まれていった

パスっ
『あ、入ったラッキー。』

青峰「あっ！おまえ、マジでずりぃ！」

え？どこが？？？

青峰「くだらねぇツッコミさせてシュートしやがって！」

勝手につっこんでくれたんじゃんか、

『あはは、青峰がツッコミ入れると思わなかったからー』

青峰「棒読みじゃねぇか」

知らない、

青峰「おい、目ェ逸らすな」

『逸らしてないもん。ほらまた入れちゃうよ？』

青峰「あ、ちょ抜いてくんじゃねぇよ！」

青峰とのバスケはホントに楽しいんだ、楽しくなくなったバスケて言ったけどこいつとならどんな時でも楽しめた。
心の底から。けど僕にはこいつをそこから救い出すことは出来なかった。だから黒子に全部託すよ。また青峰を、大輝をこっちに連れてきてよね。。

また目に光を戻してあげて。どうやら僕とやってても目に光が戻った様子は無いから、、。楽しそうだとは思うけどね？？

やいのやいのやってたら時刻はあっという間に24時ちょっと前

『そろそろ切り上げよ？もう日付変わっちゃうー』

青峰「そうだな、悪かったな、急に呼び出して」

『ホントだよ、僕おかげで明日休まなくちゃ行けなくなっちゃったじゃん』

青峰「わりぃ」

『久しぶりに楽しかったから許したる。あと、行く場所ねぇから泊めろ。』

青峰「わーってるよ、最初っからそんつもりだ」

心はまだ通ずるようで安心した