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77話 ページ33

紗夜「Aちゃん、おはよ〜」

下に降りると紗夜さんが朝食を運びながら挨拶してきた。

『おはよございます紗夜さん。』

朝から可愛いわ〜!とか言いながらキャッキャしてる紗夜さんの隣に啓司さんが居ない。

『あの、啓司さんは、?』

紗夜「ダーリンならもう会社行ったわよ!」

なるほど、、

それにしても早い時間に家を出てるんだな、

黒尾「母さん、はよ。」

紗夜「あらっ!鉄朗、今日は寝癖ないのね〜、うふふ。相変わらずパパそっくりでイケメンね!」

確かに啓司さんもかっこいい感じの人だったな

黒尾「そーゆーの照れるからやめろって、」

紗夜「いいじゃないの!あ、Aちゃん学校行けそうかな??」

『はい、大丈夫です!』

紗夜「よかったあ!あら、時間無くなっちゃう!朝練に間に合わなくなっちゃうわね、早く食べちゃいなさい!!!」

急にバタバタし始め、慌ただしく朝ごはんを食べ学校へ向かった。

黒尾「じゃあ、行ってくる。」

紗夜「行ってらっしゃい〜!そうだ、Aちゃん、今日もうちに帰ってきてね?」

今日も、??

『私、もう大丈夫ですよ??』

紗夜「いいから、ね?」

『は、はい。』

紗夜「ふふっ!行ってらっしゃい〜」

『あ、行ってきます!』

紗夜さんが何を思ってそう言い出したのかは分からないけど、、

気にしなくていいか!←

黒尾「Aー?遅れんぞ!」

鉄くんが外で呼んでる、

『ごめん、今行く!』


ーーーー
あの後、研磨と合流して3人で学校に来た。

ガラガラっ

黒尾「おーす、」

1,2年「「はよざいますっっ!」」

黒尾「おー、はよ」

相変わらず、男子の挨拶の迫力にはなれないな、笑

夜久「須藤っ!来て平気なのか??」

体育館に入ってすぐ夜久くんがやってきた

『あ、昨日はありがとうね!もう平気。』

夜久「そか、ならよかった!無理はすんなよ、!」

夜久くんはホント優しいよね、、

『うん、ありがとうね!』

黒尾「A。監督には伝えといたからあっちの椅子に座ってろ、」

鉄くんがバインダーとジャージを渡してきた。

『ありがとう、ジャージなら私着てるし平気だよ?』

黒尾「まだ秋の初めとはいえ冷えるし、A 朝に俺と約束したろ??」

確かにした、実際季節の変わり目の冷えに負けたのは事実で、何も言い返せない、

『、、わかった。ありがとうね!』

黒尾「おう。ほら行くぞ」

はーい、と返事をして鉄くんのジャージを上から羽織って後をついて行った。

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作者名:まろん。 | 作成日時:2020年11月5日 16時

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