【HQ】ユース所属の帰国子女2 (ページ28)

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72話ページ28

目が覚めた時には辺りは真っ暗になってた。

体を起こすと鉄くんがベッドにもたれかかるような形で寝てることに気づいた。

ずっと居てくれたんだ、、

彼の特徴的な寝癖の髪の毛にソッと触れてみる

フワッ

意外と柔らかいんだ、笑

黒尾「ん、、。あ、おはよ」

起きちゃった

『うん、おはよ』

もともと低い声が寝起きでさらに低い、

少し掠れ声の中村悠〇とか一生聴けるよね←

『ずっと居てくれたんだね、ありがと』

黒尾「まあ、Aチャンが手離してくれなかったからね～」

その時、鉄くんの手をずっと握ってたことに気づいた。

(˙꒳˙ )/

『ごめん、動けなかったよね』

黒尾「いいよ、離そうと思えば離せたけど俺が居たくて居たんだからさ。」

こういうことをサラッと言ってのけるとことかホント狡いよね、

黒尾母「あ、2人とも起きたのね！さっきまで仲良さそうに手繋いで寝てたとこを可愛いなんて思って写真に撮って待ち受けとかにしてないから安心してね！！」

全部言っちゃってます、

黒尾「、、母さん恥ずいから今すぐやめてくれ」

黒尾母「いやよー！母さん嬉しいのよ？？Aちゃんみたいな可愛い子が鉄朗の彼女になったのよ？！母さん娘欲しかったのよねー！いい娘、捕まえたじゃなーーい？」

黒尾「まじで母さんやめて、、。」

赤面してる鉄くん、それをからかう鉄くんのお母さん

『ふふっ、』

黒尾「なに笑ってんだよ、」

ほっぺつままれた、、いたい。

『わたしも幸せです、鉄くんのお母さん優しいし、綺麗ですし、( ˊᵕˋ*)』

黒尾母「も～やだ～！紗夜(さよ)さんって呼んで！！」

『紗夜さん、ありがとうこざいます』

紗夜「ホントAちゃん可愛い！！父さんに自慢しよ！」

黒尾「はあ、ったく。」

毎日賑やかなんだろうな、楽しそう

紗夜「そうだ！Aちゃん、お風呂入れそうか聞きに来たんだった！」

黒尾「一番の目的忘れんなよ、」

紗夜「鉄朗うるさい！思い出したからいいのよっ！」

お茶目な人だな、

紗夜「どう？？入れそうかしら？」

『はい、もうだいぶ楽になりました』

紗夜「よし！じゃあ入っちゃおっか！」

そう言ってお風呂場へ連れてかれた。