10話 ページ12
Aside
A『…あ……うわぁぁぁっ！！』
(カ)｢っ！？｣
A『頭…痛い…離して……！』
(マ)｢とりあえず離れて！ A…落ち着いて。大丈夫だから。｣
マルティナがそういうけどもうわからない。
頭が痛くて、自分がおかしくなりそう。
思い出したいのに思い出せない。
A『……助けて…っ…』
そのまま私は意識を手放した。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(カミュside)
急に叫びだしたと思ったら倒れだしたA。
(カ)｢…なぁ、どういう事なんだよ。なんで、俺のこと忘れてんの…｣
(イ)｢……僕達もね、最初にAに会った時、誰って言われたんだ。なんで記憶が無いのかは…｣
そう言って俯くイレブン。
別にこいつが隠してたとかで責めるわけじゃない。
こいつも俺の事を考えて言わなかったんだと思うから。
ただ…
(マ)｢……そろそろ全部話した方がいいわね。｣
そう言って立ち上がるマルティナを見るまでは。
これはイレブンにも話してないことよ、って言ってAを自分の部屋に運んで行く。
いつもなら力あるなとか言えるけどそんな余裕はない。
(カ)｢…全部ってなんだよ。｣
(マ)｢そう睨まないで。私だっておじいちゃ……いえ、ロウ様に聞いたばっかりなんだから。｣
いつものマルティナの様子と違うことに気づいた俺たち。
この先の話を聞きたいのは事実。だけど、聞いたらなにがあるのかわからない。
でも、俺は。
記憶が無くなったあいつを支えてやりたい。
彼女だったからっていう理由だけじゃなくて、Aだからこそ支えてやりたいし、守りたい。
もしこのまま記憶が戻らなくても。
(カ)｢話せよ。 じゃなきゃ納得出来ないだろ。｣
(イ)｢…僕も聞きたいな。姉さん…教えて。｣
俺たちを一瞥し、呼吸をおいた。
(マ)｢…分かったわ。｣
(マ)｢……そう、この話はAがこの街に引っ越して来る前の話…｣
※次は幼少期のマルティナsideになります！
長くて上手くまとまってなかったりして長くなるのでここで切ります。
昨日は更新出来なくてすみませんでした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sakine(プロフ) - 久しぶりですね愛莉鈴さん！調子はどうですか？久しぶりに小説投稿してくれてありがとうございます！受験で苦しいかもしれませんが頑張ってください！いつでも待ってます！ (2017年9月5日 23時) (
レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - ユランさん» ありがとうございます！ (2017年9月3日 16時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユラン - 受験頑張って下さい！ (2017年8月29日 20時) (レス) id: da90a289b1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - きれいにまさん» そう言って頂けると嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - sakineさん» リクエストありがとうございます！ 実はデートスポット迷っていたのでリクエスト頂けて嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛莉鈴 | 作成日時：2017年8月16日 17時
