17話 ページ19
Aside
今日は待ちに待った週末!
そう、初めてカミュと遊園地に遊びに行くんだ!
…そう、思ってたんだけど…遊園地って聞いた時なんか不思議な感じがしたの。
一体何だったんだろう…??
そう考えながら家の前で待ってるとカミュが来た。
(…わっ…私服かっこいい…!!)
いつもの髪型に、青いジーンズの七分袖のシャツとベルト付きの黒いズボン。 シンプルなのにすごいかっこいい。
それでピアスにネックレスを付けていてお洒落でとても似合ってる。
(カ)「! すまない、待ったか?」
そう言って私の顔を覗き込むカミュ。
A『わっ…!! 全然、今出たところだから大丈夫だよ!』
いきなり目の前に来たからすごいびっくりしちゃった…
それにしてもかっこいいなぁ…
そう思いながらじっとカミュを見つめてると、行こうぜって言って手を伸ばし握って歩き出した。
な、なんか…
(今日のカミュいつもと違ってかっこいい…)
いや、いつもかっこいいんだけど、なんかこう、私服だから新鮮な感じがするから…かな?
そう考えると段々顔が赤くなっていくのが分かって俯いた。
幸いカミュは前向いてるしバレない……って思っていた。
俯いた私にはカミュが横目で見てるなんてわからなかったの。
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(カミュside)
(カ)「やっべ…遅刻しちまう!!」
昨日の夜Aと出かけるのが楽しみで服を選んでいたら寝る時間が遅くなってしまった。
(マヤ)「ちょっと兄貴! バタバタうるさーい!!」
隣の部屋で寝ていたマヤに怒られたけど今はそんな場合じゃない。
前日に準備していた服を着て、髪をいつもより念入りにワックスで整えて、いつものピアスとネックレスを付ける。
財布をズボンに突っ込んで急いで家を出た。
小走りしてAの家の外でAがいるのを見つけた。
(…やべぇ、超可愛い)
金髪のストレートを内巻きにして花のピンをつけ、白いブラウスに青いリボンを胸元に付けて、薄い水色のレースが付いたスカートに白いハイヒール。
青いバックを手に持って薄く化粧をしている。
顔が赤くなりそうなのを隠しながらAに近づいて話しかけた。
Aは俺を見ると笑顔で手を振ってくれ、俺も振り返した。
その後は無言で俺を見てるからどうしようか迷ったが、手を繋いで遊園地に向かうことにした。
ちなみに横目で顔を赤くしたAを見たのはAには言わないでおくことにした。
※次行きます!
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sakine(プロフ) - 久しぶりですね愛莉鈴さん!調子はどうですか?久しぶりに小説投稿してくれてありがとうございます!受験で苦しいかもしれませんが頑張ってください!いつでも待ってます! (2017年9月5日 23時) (レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - ユランさん» ありがとうございます! (2017年9月3日 16時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユラン - 受験頑張って下さい! (2017年8月29日 20時) (レス) id: da90a289b1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - きれいにまさん» そう言って頂けると嬉しいです!ありがとうございます! (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - sakineさん» リクエストありがとうございます! 実はデートスポット迷っていたのでリクエスト頂けて嬉しいです!ありがとうございます! (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛莉鈴 | 作成日時:2017年8月16日 17時