好きすぎてごめんなさい (ページ18)

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翌朝、沢山寝たせいもあって早い時間に目が覚めた。
シガは朝が弱いからいつもギリギリの電車で、どうせ会わないし、ハギョンお兄ちゃんも今日は午後からの講義の日みたいで、タイミングが良いのか、怪我の事を誰にもバレずに学校に行けた。

そのかわり……

ｼﾞﾖﾝ「A！？あんた何で！？」

ﾅﾅ「ウソでしょ！？ちょっ、見せな！」

いきなり前髪を作ってきた私に親友達が詰め寄って、弄られて……
絶対に誰にも言わないという約束で白状させられた。

ｼﾞﾖﾝ「あのクソガキ……絶対許さない」

「ちょっ！約束、守ってよね？」

ﾊﾉﾝ「復讐しないとは約束してない」

「えー？！ダメダメ！」

復讐すると息巻いている彼女達を必死で止める羽目になった。

これじゃあシガにバレるのと変わらない気がする……。

「でも！そのおかげで凄く良いことがあったの。復讐なんてしないって約束してくれたら教えてあげる！」

ｼﾞﾖﾝ「何！？」
ﾅﾅ「なになになに！？早く教えなよー！」
ﾊﾉﾝ「どうせテグン先輩でしょ！」

名前を出されただけで顔が熱くなる私に、彼女達もニヤニヤしだして、さっきまでの殺気だった雰囲気がようやく落ち着いた。