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N「ごめんね？急に、こんなギリギリにこんな話して」
「ううん」
N「日本でのお仕事の都合があるだろうし、もしそうなったら御家族との事もあると思うから僕には無理強いなんて出来ないけど、これが僕らの希望で、そうなってくれたらいいなって思ってるって事を伝えたかったから」
「うん」
N「僕ら皆、Aちゃんが大好きだからさ」
「うんっ、私も皆の事大好き！」
N「ハハッ！なんか照れるね！
……じゃあ、行くね？」
「うん、ありがとう」
N「ううん、僕らがありがとうだよ。
良い返事、期待してる。って言ったらプレッシャーになっちゃうかな？ハハッ。じゃあまた後でね？考えといて？」
「うん、ありがとう」
手を振ってドアが閉まった後、ゆっくりベッドに腰かけて、彼が伝えてくれた言葉達を思い起こす。
この仕事をしてきて、間違いなく一番嬉しくて、気付いたら頬が濡れてた。
あんな風に真摯に言われた事を、真剣に考えない訳無い。
今まで言えない言えないと思っていたお母さんに、私も真剣に話して向き合おうか……
そんな気持ちにさせられて、ずっと、テグンお兄ちゃんとだけそんな話をしてきたから気付かなかった事に気付かされた。
私は、好きな人と一緒にいたいからってだけで韓国に残りたいんじゃない。
大好きな人達にもっと日本語を覚えてもらいたくて、そして私自身ももっと勉強したくて韓国に残りたいんだ。
って事。
気付いたらなんとなく、胸に支えていた刺が抜けたような気がして、少しだけ気持ちが軽くなった。
私……韓国に行ってもいいのかな……
まだまだ不安だし、自分の心に確かめるには、どうしてもやっぱりお母さんと話さないと一歩踏み出せない気がする。
それに日本での復帰してからの仕事だってもう決まってる。
でも……いつかまた、韓国に戻る為に、少しずつ準備することなら出来るのかもしれない。
私の中で、小さな、
まだ誰にも言えない程小さな思いが芽を出し始めた。
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けぃたん(プロフ) - 続き読みたいです (2020年12月16日 8時) (
レス) id: f3a839ab97 (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - お忙しいことでしょうが更新を楽しみにしております(^^) (2018年10月30日 17時) (レス) id: 2600b841f9 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - みんははさん» さらんさんがんばります(*´▽｀*) (2018年9月14日 0時) (レス) id: a36c8f7d95 (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - 更新ありがとうございます。主人公ちゃんついに決心しましたね(^^)主人公ちゃんもレオくんもサランさんも←がんばって！ (2018年9月13日 23時) (レス) id: 2600b841f9 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさん、まぁまぁ落ち着いて(ﾉ^∇^)ﾉ取り敢えずLEOさんの体でも眺めてもう少しお待ちを 笑 (2018年9月7日 0時) (レス) id: a36c8f7d95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラン | 作成日時：2018年6月6日 22時
