チャハギョンは偉大 ページ13
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「はーい!」
N「入ってもいい?」
「どうぞ〜」
なんて紳士なんだろ。
誰かさんなんてノックも無しにいきなり自分の部屋のように入ってくるのに。
N「女の子の部屋だから緊張しちゃうな〜、アハハ」
爽やか〜照れてる〜可愛い〜
「あ、そこのベッド一応綺麗にしたから座って大丈夫です」
N「ホント?じゃあお言葉に甘えて」
「エン君、どうしたの?」
N「うん、Aちゃん、あ、それ、お仕事の?」
私が手に持ったままだった仕事のスケジュールの紙を見つけて指差す。
「あ、うん」
N「そっか、もう戻ってからのスケジュールも決まってるんだね」
そう言って寂しそうにしてくれるエン君に、申し訳ない気持ちと、有り難い気持ちが要り混ざる。
N「実はさ、その事で話したくて来たんだ」
「うん……」
N「Aちゃん、うちの事務所の専属になってくれないかな〜?って」
「……え?」
N「これはまだ誰にも言ってなくて、僕個人の構想でしかないんだけど、僕達全員きっと、日本語の事はずっとAちゃんがいいって思ってるんだよ」
「ぇ……」
N「ごめんね?ビックリするよね?」
「あ、うぅん?あ、いや、うん…?」
N「ハハッ、テンパってる。でも本当の本気だから」
「…うん」
N「これまでもさ、何人かの先生にお世話になったしちゃんと日本語も教えてもらって勉強にはなってきたけど、Aちゃんは別次元っていうか…、
友達感覚で話してくれてるのもあるけど、いつも一緒に居てくれるし何でも話しやすいから。だから凄く頑張って日本語を勉強してる訳じゃないのに、自然に覚えられてるんだ。たぶんスタッフもマネージャー達も皆、今回のツアーでそれを実感してると思うよ。だからAちゃんさえ良ければ、これからもずっと僕らの専属の先生でいてくれないかな?
……って、さすがに勝手には決められないんだけどさ。
でも僕達VIXXにとってAちゃんがプラスの存在って事は間違いないから。あ、勿論公私共にだよ?」
「エン君……」
嬉しすぎて、胸がいっぱいになって、思わず胸を押さえた。
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けぃたん(プロフ) - 続き読みたいです (2020年12月16日 8時) (レス) id: f3a839ab97 (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - お忙しいことでしょうが更新を楽しみにしております(^^) (2018年10月30日 17時) (レス) id: 2600b841f9 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - みんははさん» さらんさんがんばります(*´▽`*) (2018年9月14日 0時) (レス) id: a36c8f7d95 (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - 更新ありがとうございます。主人公ちゃんついに決心しましたね(^^)主人公ちゃんもレオくんもサランさんも←がんばって! (2018年9月13日 23時) (レス) id: 2600b841f9 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさん、まぁまぁ落ち着いて(ノ^∇^)ノ取り敢えずLEOさんの体でも眺めてもう少しお待ちを 笑 (2018年9月7日 0時) (レス) id: a36c8f7d95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サラン | 作成日時:2018年6月6日 22時