宝物 2

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お兄ちゃんの置いていってくれた服は凄く大きくて、もう本当にワンピースみたいになる。
下はたぶん運動とかダンスする時のハーフパンツだけど、こちらもウエストがだいぶ緩いから、髪を縛ってたゴムで縛ってみたら、不格好だけど何とかなった。




「シャワーありがとうございました」


出ていくと、


RV「おぉ〜！ブカブカ〜！」
HY「ヌナちっちゃ〜い！」
KN「かわい〜」


皆に冷やかされて恥ずかしいけど、


ケン君、今の『かわい〜』は何ですか？どーいう感情で言ったんですか？そんな普通に女子に言うもんなんですか？犬を見て『かわい〜』って言うのと同じやつですかね？？


お兄ちゃんのせいでこの単語に過剰に反応。
そして疑心暗鬼。




あれ？
諸悪の根元は？。


キョロキョロしていると、


HY「ひょんなら布団綺麗にしてるよ。あと部屋も。汚いからね」


「へぇ……」


何で？


HY「ヌナが寝るとこ」


「え？」


HB「今頃血眼になってファ◯リーズとコロコロしてるよ」


ホンビン君が言って皆が爆笑するけど、

そんなに汚いの？



てか、


「私ここの床でもソファーでも貸してもらえれば全然……
N「Aちゃん。女の子はそんな所で寝てはいけません。テグナはソファーで寝るからAちゃんはちゃんとお布団で寝なさい。ね？いい？」


「は……はい……」


エン君……
お兄ちゃんというよりもうお母さんみたい……。


そうか！
チャハギョンとチョンテグンを両親に持ったらこんな感じか！


って、おーい自分！
子供ポジションで落ち着いてどーすんだ！



HY「大丈夫、ひょんソファーで寝るの好きだから」


KN「そうそう。いつもソファーで寝てるよね」



でも……
私、子供じゃなくてビクスを支えるスタッフなんですけど…

こんなんスタッフ失格じゃん。



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