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社内で通り魔の恐怖に怯えたのは一瞬で、
「おにっ…！？」
次に発した声は裏返って、しかも大きくなってしまった。
LE「しっ……」
一瞬びっくりしたみたいに目を見開いてから眉間に皺を寄せて、人差し指を口に当て、
廊下に顔を出して何かを警戒してからまた私を見た。
「何してるの！？こんなとこで」
LE「Aこそ何してる？こっちじゃないだろ」
「トイレに行ってからにしようと思って」
LE「遅い。また出なきゃいけないんだよ。
マネヒョンが探してる」
「あぁ……」
だから隠れてるのか。
てか私。
普通に喋ってる。
あんなにずーーっと悩んでたのに……
不意に距離が近くなってフワッと香った香水。
少し暗いけど、見上げた顔は凄く嬉しそうで、私まで嬉しくなった。
LE「会いたかった？」
問われて、素直に頷くと、もっと、目がなくなる程満足気に微笑む。
LE「俺もだよ」
ぎゅ……
抱き締められて、少し躊躇いながらその背中に手を回して服を握ると、
ぎゅっ
もっと強く胸に押し付けられた。
LE「……キス、していい？」
影に覆われて、もうする気満々なのに聞いてくる、ズルイ天然タラシの人。
また小さく頷いて瞼を閉じるのと同時に、唇に柔らかくて温かいキスが降ってきて、直ぐに離れていった。
LE「はぁぁ〜〜っ…………」
また抱き締められて、耳の直ぐ後ろで吐き出された大きな大きな溜め息。
首筋に触れる柔らかい髪がくすぐったい。
強い香水も、いつの間にか慣れてしまっていた事に気付く。
でもそれよりも、頬に当たる胸の鼓動が凄くドクドクしてるのを感じて、涙が出そうな位私の胸もギューってなった。
少し体を放したら目が合って、お兄ちゃんがはにかむように下唇を噛むから、そんな初めて見る仕草が可愛いくて、
今まで恋愛してきた中でも感じた事無い程の愛しさが溢れた。
私……ヤバイな……
もうこの沼から抜け出せない予感。
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サラン(プロフ) - ミズキさん» ミズキさん、真夜中に読んで止まらなくなってしまったパターンですね？笑 そんなに熱中してもらえて本当にありがたいです(*^^*) コメントも残していただけて本当に嬉しいです！無駄に長い話になってますが頑張ってください！ 笑 (2018年8月28日 7時) (
レス) id: a36c8f7d95 (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ - 愛い！！！愛がすごいいい！！笑 レオさんからの愛が半端ないですわ… たまーにでてくる、えねねんのお母さんっぷりも最高ですね。笑 そして、ブラックビーンｗｗｗ めっちゃ笑ってしまいます！！ああ、これからどうなるのか すごく楽しみです！！ (2018年8月28日 1時) (レス) id: 0af8ed3669 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - みんははさん» みんははさんありがとうございます！更新遅くてごめんなさい(*_*)個人的にはヘタレでヘロヘロしてるてぐんさんも好きなので欲求不満のまま終了するかもですよ(ФωФ)ふふふ… (2018年5月31日 16時) (レス) id: 238f8fd5ab (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - お兄ちゃんがいつまでガマンしするのか(^^;)何か思うところがあるのかなーうふふ(*´艸`*)続きを楽しみにしてます(^^) (2018年5月31日 15時) (レス) id: 2600b841f9 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - みんははさん» みんははさ〜ん、お兄ちゃん頑張ってま〜す！最高にラブでハッピーな今を存分にお楽しみください(*´▽｀*) (2018年5月9日 21時) (レス) id: 238f8fd5ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラン | 作成日時：2018年4月25日 11時
