余韻無し ページ40
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大泣きする私を、
LE『どーしよう？どうしたらいい？』
って言いながら、取り敢えず抱き締めてくれるから、これでもかってくらい胸に顔面擦り付けて匂いを嗅いで背中にしがみついて甘えてたら、やっと涙腺が治まってきた。
LE「落ち着いた？」
「ん…」
LE「待ってティッシュ……はい、チーン」
チーーン
ってコラ自分。
LE「スッキリした？」
「うん」
LE「可愛い」
んなワケ無いやろ！
って突っ込もうとしたけど言えなくなった。
だってホントに目が無くなる位細くなってヘラヘラして私の顔中ティッシュで拭いてるから。
それをされるがままになって見てたら、
この人、どんな私でもいいんだ？
"無限の愛"って、あるんだ？
不意に思って、
もうとっくに沼の底の住人になってた私は悟りを開いてしまったかもしれない。
LE「Aが仕事を大事に考えてる気持ち分かるし、むしろ俺は誇らしいよ。流石俺のAだな」
「んっ」
嬉しそうにそう言ってくれたお兄ちゃんがまたキスしてくれて、
そんな言葉一つにも感動して首にしがみついたら、小さく笑いながらもっとぎゅって抱きしめてくれて、どんどん深くなる。
"不安"が"安心"になって、
今度は"幸せ"に色を変える。
お兄ちゃんと居られて毎日幸せだけど、今が一番幸せで、二人の想いが重なってるのを感じて、
もしかしたら今日こそ……？
そんな予感がして勝手にドキドキしていたら……
LE「こんな事してる暇は無いな。俺は作戦を考える。Aはもう寝るんだよ？じゃあまた明日な？」
「え」
何かを思い付いたかのように、パッとあっさり離れて、
スタスタ玄関に行き靴を履き、
LE「じゃあおやすみ。早く寝ろよ？あ、目、瞼ちゃんと冷やした方がいいよ？」
「ぇ、ぁ、う…ん……」
ガチャン
余韻を感じる暇も無く帰っていった。
「…………え？なに？」
マイペースが過ぎる。
普通こーゆー時って……ねえ？
期待してしまった自分が恥ずかしいわ。
部屋の中に残された香水の香りが、少しだけ恨めしくなった。
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サラン(プロフ) - ミズキさん» ミズキさん、真夜中に読んで止まらなくなってしまったパターンですね？笑 そんなに熱中してもらえて本当にありがたいです(*^^*) コメントも残していただけて本当に嬉しいです！無駄に長い話になってますが頑張ってください！ 笑 (2018年8月28日 7時) (
レス) id: a36c8f7d95 (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ - 愛い！！！愛がすごいいい！！笑 レオさんからの愛が半端ないですわ… たまーにでてくる、えねねんのお母さんっぷりも最高ですね。笑 そして、ブラックビーンｗｗｗ めっちゃ笑ってしまいます！！ああ、これからどうなるのか すごく楽しみです！！ (2018年8月28日 1時) (レス) id: 0af8ed3669 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - みんははさん» みんははさんありがとうございます！更新遅くてごめんなさい(*_*)個人的にはヘタレでヘロヘロしてるてぐんさんも好きなので欲求不満のまま終了するかもですよ(ФωФ)ふふふ… (2018年5月31日 16時) (レス) id: 238f8fd5ab (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - お兄ちゃんがいつまでガマンしするのか(^^;)何か思うところがあるのかなーうふふ(*´艸`*)続きを楽しみにしてます(^^) (2018年5月31日 15時) (レス) id: 2600b841f9 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - みんははさん» みんははさ〜ん、お兄ちゃん頑張ってま〜す！最高にラブでハッピーな今を存分にお楽しみください(*´▽｀*) (2018年5月9日 21時) (レス) id: 238f8fd5ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラン | 作成日時：2018年4月25日 11時
