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ベッドに横になって、Aを抱き締める。
凄くいい香りなのに、何か得体の知れない匂いに感じてしまって、心臓がまた嫌な鼓動を刻みだした。
「……A……」
「ん？」
「……シャンプー……変えたの？」
やっと聞けた。
これを聞くだけにどれ程の精神的負担を抱えたか……。
なのに……、
「あ？あぁ、今日スーパー行ったら試供品貰ったの。分かる？」
「……え？」
あっさり答えられて、反応が一歩遅れた。
「……試供品？」
「うん」
頷いて自分の髪を摘まんで匂いを嗅いで、僕の鼻先にも進めてくる。
「香りはいいんだけど、ちょっとゴワつくかなぁ……どう？」
「え？あ、あぁ……うん……よく分からないけど……」
なんだ。
そうか……あぁ、そうか……。
試供品。
それがあったか。
全然思い当たらなかった。
「やっぱ今使ってるのが一番好きだな〜。
テグナは？」
「うん。そうだね」
答えると、Aが僕の頭を引き寄せて髪の匂いを嗅ぐ。
「いい匂い」
そう言ってから、僕の耳から首筋に鼻先を当てて息を吸い込む。
いつもは僕の方がするその仕草に、今日は逆にドキッとさせられる。
柔らかい唇が微かに触れて、無意識にピクッとしてしまった。
「……テグナの香り……一番好き」
鎖骨に、今度は意図的に触れてくる唇。
僕って、バカだな……。
腰を引き寄せてもっとくっつくと、彼女の体温といつもと違う香りに心臓がドキドキしてきて……
「ん……」
耳のすぐ下に吸い付いた。
「ぁっ……そこダメだって言ってるのに〜」
文句を言う甘い声を黙らせて、今夜は僕を不安にさせた罰を与える事にした。
体温と混ざったA自身の香り……
やっぱり、どんな香水よりも、シャンプーやボディーソープの香りよりも、
僕はこれが一番好き。
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サラン(プロフ) - @.@さん» @.@さん、ありがとうございます！！私のお恥ずかしい妄想の話を読んでいただいているうえに、このように祝福の暖かいお言葉までいただけて、恐悦至極です(>_<)もぅ〜更新頑張っちゃいます(^3^)/ (2016年12月25日 9時) (
レス) id: 6dcd7388fb (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - ハナさん» ハナさんありがとうございます(*^^*)赤ちゃん可愛いです。レオさんに見せてあげたいくらいです(笑)授乳中に妄想を文に起こし中なので、待っていてくださいね！ (2016年12月25日 9時) (レス) id: 6dcd7388fb (このIDを非表示/違反報告)
@.@ - サランさんご出産おめでとうございます!!!これからお母さん業大変かと思いますが体調に気をつけて頑張ってください!!更新楽しみにしてます^ ^ (2016年12月25日 2時) (レス) id: c5f36204de (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - サランさんご出産おめでとうございます！！新生児かわいいですよね〜(*^^*)授乳とか色々大変だと思いますが体調崩されない様に気をつけてくださいね〜！これからも更新楽しみにしています♪ (2016年12月25日 0時) (レス) id: d92a992d60 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - 美里さん» 美里さん、ありがとうございます(*^^*)個人的な事にも関わらず祝福していただけて、感謝感激です！！凄く嬉しくて励みになります！オンマファイティン！(*^^*) (2016年12月24日 23時) (レス) id: 6dcd7388fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラン | 作成日時：2016年10月10日 16時
