僕の彼女シリーズ 3

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翌日、学校を休んでお母さんと一緒にテグンの病院へ行った。



廊下で彼のお母さんに会って、申し訳なくて顔を見れずに只ただ頭を下げていると、


LE母『テグンは当たり前の事をしただけだから、Aちゃん、何にも気負うこと無いから。ね？
事故だったんだから。
それより怪我は？テグナもずっと気にしてたのよ』


優しくそう言われて、更に申し訳なくて、踞って泣いた。



母『そんな顔でテグナに会ったら余計心配かけちゃうでしょう？』


お母さんに言われて、その日はおばさんにもう一度頭を下げて帰った。


次の日も泣いてばかりで、結局お見舞いに行けなかった。



泣きすぎて声が出なくなって、病院に行ったら、声帯が腫れているが安静にしていれば治ると診断された。


眠るとうなされて起きて、食事も喉を通らなくて、また点滴をしに病院に行く羽目になった。


母『Aちゃん、テグナ、凄く心配してるって。顔見せて安心させてあげたら？
その方が早く治るんじゃない？』


お母さんに言われて一度首を振ったけど、


母『じゃあテグナの前でだけ泣かないように我慢すれば？顔だけ見せて、直ぐに帰れば大丈夫じゃない？』


そう言われて、悩みながらやっと行けそうな気になった。






母『テグナ？起きてた？どう？』


ノックをして先に病室に入っていったお母さんがテグンに話しかけるのを聞きながら、深呼吸をして、何度も自分に ″泣かない″と暗示をかける。


LE『毎日暇で……。おばさん、Aは？』


久し振りに聞こえてきた大好きな声に胸が張り裂けそうになって、


……やっぱり……


ドアから手を放そうとした所を、突然後ろから声を掛けられた。



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