あかがみんクラフト~短編集~

バステン*ﾟ生理痛の彼女を労る ページ22

こんな彼氏いたらなぁ…っていう今私がしてる妄想です(笑)
女性ならわかってくれるはず！！


バステンside


Aは普段体調を崩したりもあまり無いし、生理痛も重くないから、心配することも少ない。
でも時々お腹痛いって寝込まれたら、どうしたらいいかわからなくて心配で仕方なくなる。

今日帰ったら横になってたから、眠いのかなって思ったら、生理痛が重かったみたいで。
無理に起きようとしてたから寝てろって止めた。


バ｢いいから寝てなさい。｣


｢でも…｣


バ｢具合悪いんでしょ？｣


眉を下げて小さく頷く。


バ｢どこが痛いの？｣


｢お腹…｣


横になるAの傍に座って、お腹を撫でる。


バ｢こうしたらちょっとは良くなる？｣


お腹を撫でてたら、今まで眉間にシワを寄せていたAの表情が少し柔らかくなった。


｢ありがとう…｣


バ｢お前のためならこのくらい当たり前でしょ。｣


｢仰向けだとお腹痛くて寝れないの…｣


あぁ…だから横向いてるのか。


バ｢そんな酷いの？｣


｢でももっと酷い人だっていっぱいいるから…私はまだマシな方だよ。｣


そう言ってAが微笑んだ。


男と女の子じゃ我慢するポイントが違うけど、女の子は割と具合悪いのに無理してんじゃないかなって思う。

十分辛いはずなのに、自分はまだマシだって言えるのはすごい。


バ｢頑張るのと無理するのは違うっていつも言ってるだろ？｣


頬を撫でながら言い聞かせるように囁いたら、俺の手をキュッて握った。


バ｢しんどいときはしんどいって言わなきゃ。｣


｢うん…｣


そしたら頷いて俺に抱きついてきた。


バ｢今日は甘えん坊でいいよ…別に毎日甘えん坊でいいけどね。｣


俺を見上げるAの髪に指を絡めてお姫様だからね〜って言ったら、Aが嬉しそうに笑った。




俺に抱きつきながら眠りについたAをちゃんとベッドに寝かせて、寝顔を見つめる。

明日は元気になってくれるといいな…。


バ｢おやすみ…お姫様。｣


そう小さく呟いて、そっと寝室を出た。

終わり ログインすれば
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