あかがみんクラフト~短編集~

show*ﾟ電話 ページ21

学力テスト期間の多忙を理由に更新休んでたらこんなに日数過ぎてたとは…( ºΔº )

これからはもう少しペース上げれるようにしますね！


貴方side

お風呂から上がったタイミングで、スマホに着信があった。

しょうからだ。


｢もしもし〜？｣


し｢あぁ、俺ー。｣


｢お疲れ様、どうしたの？｣


し｢いやぁ、お前ちゃんと留守番できてんのか心配なったからさー。｣


だから電話してみた…だって。


｢寂しいから浮気してる。｣


し｢はぁ？｣


素っ頓狂な声に思わず笑いがこみ上げる。


｢しょうがいないから、イケメンと楽しくやってるよ。｣


し｢あのね〜、俺みたいなやつ捕まえといて他の誰がいいってのよ。｣


｢嘘だよ、ドラマ見てるだけ。｣


ソファに座ってテレビをつけたらちょうどドラマが始まった。


し｢まぁお前は俺じゃねーとダメやからな。｣


｢わかんないよ〜？｣


し｢わかるわ、バレバレだってーの。｣


｢しょうもでしょ？｣


そう聞いてみたら、当たり前だろ！って。


し｢俺はお前じゃないとダメですよ。｣


しょうのこういうとこ、好き。


｢今日のライブ配信どうだったの？｣


し｢めっちゃ盛り上がった！｣


心から楽しそうなしょうの声に、私まで楽しくなる。


し｢次やるときはお前が仕事休みの日にやるわ。｣


｢うん…次は最初から最後まで見ようかな。｣


し｢ほな、また連絡する。｣


｢ん…ゆっくり休んでねー。｣


電話を切ったあと、ふと寂しさがこみ上げてきた。

そのまま画面を眺めてたら、LINEのメッセージが届いた。


｢…ふふ。｣


しょうから送られてきた画像。

おやすみって一言に添えられた、枕の上の片腕の画像だった。

いつも一緒に寝るときは腕枕してくれるから、送ってくれたんだろうな。


｢ありがと…。｣


画面を見つめながらそう呟いた。

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