赤髪のとも*゚誕生日 ページ14
ともside
誕生日は、仕事で遅くなるとき以外は必ずAに会うようにしてる。
単純に俺が会いたいってのもあるけど。
自分が産まれた日に大好きな人におめでとうって言ってもらえるって…幸せだ。
「とも君お誕生日おめでとう!」
仕事を終えてAの家を訪ねたら、部屋に入った途端抱きつかれた。
と「ありがとー。」
Aをぎゅーって抱きしめる。
「沢山お祝いしてもらった?」
「うん、してもらったよ。」
そしたら、良かったね…嬉しいねってAが微笑んだ。
俺のことを自分のことのように喜んだり悲しんだりしてくれるAが、俺にはほんとに大事。
Aからは先週一緒に買い物に行ったときに丁度俺の欲しい靴があって、それを誕生日プレゼントとしてもらったから。
今日はケーキで祝ってくれるって。
ソファに座ったら、部屋の電気を消されて。
ちゃんとローソクまで立てたケーキを運んできてくれた。
と「ありがとー…なんか照れる。」
「ふーってして?」
ゆらゆら揺れるローソクの火に息を吹きかける。
暗くなった部屋にAの拍手が響く。
「今年はチーズケーキにしたよ。」
電気をつけたAが手際よくケーキを切り分けてくれた。
「どうぞ召し上がれ。」
ケーキのお皿を俺の前に置いてくれた。
と「食べさせて。」
「え〜?」
と「誕生日なんだからいいでしょ?」
Aに苦笑いされながらも大口を開けて待ってたら、一口ケーキを食べさせてくれた。
「美味しい?」
と「めっちゃ美味い!Aにも食べさせてあげる。」
「私はいいってば。」
と「ほら、早く口開けて。」
フォークを口まで持っていったら、照れながらも口を開けてくれた。
と「美味い?」
「うん、とも君の誕生日に食べるケーキだから普段よりも美味しい。」
Aが笑ってくれたら俺も嬉しくなる。
「来年もこうやってお祝いできるといいね。」
そう言われて改めて思った。
ずっと一緒にいるって当たり前のことじゃないんだ。
だから、大事にしないとダメなんだ。
と「ん…来年もお祝いして?」
Aを抱きしめたらあったかくて…ずーっと一緒にいたいと心から思った。
ともさんと作者の誕生日が3日違いなので、誕生日のお話をともさん目線と夢主目線2つ書こうか考えたんですが、まとめて1つにしました〜。
夢主の誕生日のお話にすると完全に私得になってしまうので(^_^;)
よっぴ〜*゚パパvs息子 1→←小春さんリク ソーラ*゚ショッピング
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ミカン - 初コメです!突然でスミマセン!リクエストです。watoさんとアイクさんとバステンさんで奪い合いしてほしいです♪宜しくお願いします♪ (2017年8月14日 13時) (レス) id: 45735aaf77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか# - リクエストに答えてくれてありがとうございます!良かったです!全然下手くそじゃなかったです!すごい上手でした!私、リクエストに答えてもらったのって初めてだったんです!読んでて叫びそうになりました!興奮さめやらぬ私です(≧▽≦) (2017年7月25日 7時) (レス) id: 758fc04c46 (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - こんにちは、北海道暑いですよね、私も北海道です。この小説はほんわかしてて好きです。リクエストでソーラさんとショッピングに行く話を作ってくれますか?お願いします (2017年7月20日 6時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
すみれこ(プロフ) - ありがとうございます!すごく良かったです!頑張って下さい (2017年7月14日 7時) (レス) id: 31b68f91e5 (このIDを非表示/違反報告)
優愛 - 書いてくださってありがとうございます!すごいよかったです! (2017年7月12日 23時) (レス) id: c63cc67aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆Ayunika☆Kumi | 作者ホームページ:http:/
作成日時:2017年6月29日 22時