show*ﾟ頑張り過ぎてる彼女へ ページ12
貴女side
最近忙しいな、疲れたなって思ってても、口にはあまり出さない。
出したって仕方ないって思うところもあるし、しょうに心配かけたくないってのもあるし。
今日はまだ残業マシだったな…って思いながら帰ってきても。
｢９時かぁ…｣
時計を見て小さく溜息をつく。
今日はしょうが先に帰ってて。
ご飯を作って待っててあげられなかったことも申し訳ないなって落ち込んだ。
ご飯食べてお風呂入って…ゆっくり自分のしたいことをする時間はあまりない。
お風呂上りにソファに座って、紅茶を飲みながらボーっとするこの少しの時間が私には大切。
何も考えずにテレビに視線を向けてたら、頭をポンと叩かれた。
し｢濡れたままだと風邪ひくぞー。｣
｢あ…ごめん、すぐ乾かすから。｣
そう言ったら、しょうは私をフローリングに座らせた。
し｢俺が乾かしてやる。｣
ドライヤーを持ってくると私の後ろに座った。
｢いいよ、自分でするから。｣
し｢ええから、大人しくしてろ。｣
クーラーの効いた部屋だから、ドライヤーの温風が気持ちよく感じた。
大人しくしょうに髪を乾かしてもらってる。
｢ごめんね。｣
し｢何謝っとん？｣
｢乾かすの…させちゃって。｣
し｢俺がやりたいからやっとんよ。｣
二言三言、会話のキャッチボール。
し｢髪伸びたな〜。｣
｢もう少し暑くなったら切るの。｣
し｢ほんなら、楽しみにしとるわ。｣
おおかた乾いた髪にブラシを入れてくれて、終了。
ありがとう…そう言おうと思ったら、髪を撫でられた。
し｢あんまり頑張り過ぎんなよ。｣
｢え…｣
なんでわかったの？って首を傾げた。
しょうはクスクス笑って、俺には全部お見通しって言った。
し｢わかるわ、俺を誰やと思っとんの？｣
両腕が回されて、ぎゅって抱きしめられた。
し｢Aが頑張っとんのは、みんなちゃんと知っとるから。｣
その一言で救われた気がして。
溢れる涙を見られないように必死で拭った。
｢ありがとう…｣
し｢俺は何があろうとAの味方だから…ええか？｣
何度も頷いたら、ええ子やなって私の顔を覗き込んだしょうが頬を撫でながら笑った。
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ミカン - 初コメです！突然でスミマセン！リクエストです。watoさんとアイクさんとバステンさんで奪い合いしてほしいです♪宜しくお願いします♪ (2017年8月14日 13時) (
レス) id: 45735aaf77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか# - リクエストに答えてくれてありがとうございます!良かったです!全然下手くそじゃなかったです!すごい上手でした!私、リクエストに答えてもらったのって初めてだったんです!読んでて叫びそうになりました!興奮さめやらぬ私です(≧▽≦) (2017年7月25日 7時) (レス) id: 758fc04c46 (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - こんにちは、北海道暑いですよね、私も北海道です。この小説はほんわかしてて好きです。リクエストでソーラさんとショッピングに行く話を作ってくれますか？お願いします (2017年7月20日 6時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
すみれこ(プロフ) - ありがとうございます！すごく良かったです！頑張って下さい (2017年7月14日 7時) (レス) id: 31b68f91e5 (このIDを非表示/違反報告)
優愛 - 書いてくださってありがとうございます！すごいよかったです！ (2017年7月12日 23時) (レス) id: c63cc67aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆Ayunika☆Kumi | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2017年6月29日 22時
