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職場体験! ページ34

相澤「今日は職場体験に向けてヒーロー名を考えてもらう。後はミッドナイトに任せる。」

ミッド「今日考えてもらうヒーロー名はまだ仮決定だから、思い付いたらじゃんじゃん書いてね。」

体育祭から数日後、後に控えている職場体験。ヒーロー名どうしよう。

ミッド「そろそろ発表して貰おうかしら。出席番号に宜しく。」

(((まじかよ!!)))

青山「まずは僕からだね。僕は『Can'tstoptwinkling.』!キラキラが止められないよ!」

(((ナルシだった、こいつ。)))

ミッド「うーん。まぁいいんじゃない?次!」

芦戸「はいはーい!私は『エイリアンガール』!」

(((なんかヤベェのが想像できた!)))

ミッド「う、うーんと、それはやめた方がいいわね。次!」

蛙吹「私は『ケロッピ』よ。」

「「「可愛いのが来た!」」」

こんな感じでヒーロー名を発表していった。

ミッド「最後は、異世さんね。」

A「僕は、『アイク』。」

僕には、この名前しか思い付かなかった。

ミッド「…それは、何を根拠に?」

A「僕は、母の意思を、母の守りたかったこの街を代わりに守る。だから、母の名前を受け継ぐ。」

ミッド「本当にいいのね。」

切島「でもさ、カッコいいじゃん!」

麗日「うんうん!Aちゃんのイメージに合ってる!」

A「ありがと。」

カッコいい名前か。僕も小さい頃はよく言ってたな。

緑谷「でも、何故先生は反対しているんですか?」

緑谷さんがミッドナイトに不思議そうに問いかける。

ミッド「昨日の職員会議で、この話があったの。当然異世さんはお母様のヒーロー名を受け継ぐことを考えていたのでしょうけど、これは世間では批判される可能性があるの。」

ミッドナイトは真剣な顔で話を始めた。

ミッド「アイクは16年前、行方不明になったとき、世間は彼女を批判した。『自分の身が可愛い内に逃げ出した。』とか、『敵の方のスパイだ。』とか、みんな好き勝手言っていたわ。だから、同じヒーロー名のヒーローを世間は許さないでしょうね。」

やはり、この事か。

A「先生、僕は覚悟の上で決めました。今更戻りません。」

当たり前だ。世間がなんと言おうと僕は意思を変えない。

ミッド「…私の負け。いいわ、好きになさい。」

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愛玖 - 初めまして、作者の愛玖です。今回が初めての作品となっています。もし、何か訂正がありましたら些細なことでもコメントしてください。 (2019年5月1日 10時) (レス) id: 238095b96e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛玖 | 作成日時:2019年3月21日 7時

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