にきび×ジミン ページ12
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「あ、にきびできてる」
「うそ?!」
2人ソファに並んでテレビ見てたら突然ジミンにそう言われて思ったより大きな声が出た。
慌てて手鏡で確認すれば顎のあたりがぷくって膨らんでた。いつのまに!
「いいじゃん、可愛いよ」
「どこが?ちょっと触ろうとしないで!」
わたしの顔に伸びてきた手から避けて塗り薬を塗る。もう他人事だと思って。
「この歳になったらにきびなんて可愛いもんじゃなくて、吹き出物なんだから。歳のせいか治りも遅いし」
「ちょっと悲しいこと言わないでよ。彼女にはいつまでも若々しくいてほしいのに」
「つるつるもちもちの肌を持ってるジミンには分からない悩みよね〜」
「あーそういう言い方やだー」
「だってー女のわたしより良い肌してて悲しくなる」
ジミンはそんなわたしの言い草をとがめるように、クリーム塗ってるわたしの腕を引っ張って、ソファに引き寄せる。そのままジミンの脚の間に座らされた。
そして顔を合わせた途端、笑い出した。なによ。
「ちょっとクリーム塗りすぎじゃない?ベトベトしてるよ」
「いっぱい出すぎちゃって」
「ふは、白くなってるよ」
そんなに面白い?って思うけど、ジミンが楽しそうならいっか。
いや、わたしとしてはにきびは嬉しいことではないんだけどね。
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藍(プロフ) - むーたんさん» 良かったです!わたしは敬語は外せませんが、どうぞお好きなようにコメントして下さい。 (2018年10月28日 22時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
むーたん - わあああ!嬉しいです!タメで話してもいいですか? (2018年10月28日 12時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - むーたんさん» ありがとうございます、嬉しいです。むーたんさまのような素敵なコメントが励みになっていますので、有り難く頂戴します。お返事遅くなってしまうこともあるかとは思いますが、これからもよろしくお願いしますね! (2018年10月27日 15時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
むーたん - はい!テテグクよりです!わー!嬉しいです!更新頑張ってください!あと、これからもたくさんコメントさせてもらってもいいですか?迷惑じゃないですかね? (2018年10月26日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - むーたんさん» わー!こちらまでコメントありがとうございます!テテペンさんでしたか。今回テテのお話更新しておりますので、お楽しみくださいませ!姪っ子ちゃんも続き書きたいと思っているので、頑張ります (2018年10月25日 20時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍 | 作成日時:2018年8月23日 20時