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しかたないから彼からタオルを奪い取り、シャツを被せる。それでもテヒョンはそのシャツに腕を通そうとしないので、首に引っかけた状態のままだ。
もうわたしはそんな彼を無視して、奪い取ったタオルで彼の髪の毛を拭く。
わたしはよくテヒョンに髪を拭いてもらったり、ドライヤーをかけてもらったりする。そしてそうされるのが好きだ。
同じくそれをテヒョンにするのも好き。それを知っているテヒョンは大人しくわたしに髪の毛を拭かれていた。
けど、大人しくしていたのは少しだけで。飽きたのか動き出すテヒョン。
「もう、テヒョン！」
「自然乾燥でいいって！」
「でも……」
わたしの言葉を遮るように噛みつくように口を塞がれた。
何度も深いキスが続く。その間にテヒョンはわたしの体を自分の方へ引き寄せた。
一瞬、唇を離されたと思ったら、またすぐに吸い付いてきて。
酸素を吸いこもうと口を開いたその隙を逃さず、彼の舌が侵入してくる。さんざん口内を好き勝手にされ、最後に唇を舐められ、ようやく解放された時はもう息が上がっていた。
既に頭の中は真っ白で何も考えられない。
テヒョンの上でぐったりしているわたしの頭を彼は優しく撫でる。先ほどまでの荒々しいキスとは正反対の優しい手つき。
そして再び今度は触れるだけのキスを落としてきた。
「テヒョンのばか……」
「不貞腐れても可愛いだけ〜」
そう言ってまたちゅっとリップ音を立ててキスをされた。これぐらい軽いのだったら全然いいのに。
むしろ好きだ。もっとして欲しい。わざと音を立てるのはちょっと恥ずかしいけど。
そうテヒョンに言ったら、これでもかってぐらいされた。
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藍(プロフ) - むーたんさん» 良かったです！わたしは敬語は外せませんが、どうぞお好きなようにコメントして下さい。 (2018年10月28日 22時) (
レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
むーたん - わあああ！嬉しいです！タメで話してもいいですか？ (2018年10月28日 12時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - むーたんさん» ありがとうございます、嬉しいです。むーたんさまのような素敵なコメントが励みになっていますので、有り難く頂戴します。お返事遅くなってしまうこともあるかとは思いますが、これからもよろしくお願いしますね！ (2018年10月27日 15時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
むーたん - はい！テテグクよりです！わー！嬉しいです！更新頑張ってください！あと、これからもたくさんコメントさせてもらってもいいですか？迷惑じゃないですかね？ (2018年10月26日 22時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - むーたんさん» わー！こちらまでコメントありがとうございます！テテペンさんでしたか。今回テテのお話更新しておりますので、お楽しみくださいませ！姪っ子ちゃんも続き書きたいと思っているので、頑張ります (2018年10月25日 20時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年8月23日 20時
