服装正すべし ページ8
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私は今、先生として忍術を教わるシナ先生のところへ来ている。
(＿…確かこの部屋だったよね)
襖を開けて、恐る恐る中へ入る
｢失礼します｣
｢あら、早いわね｣
(うわぁ……とても綺麗な人)
シナ先生という人はとても綺麗な女性で、女である私も惚れてしまうほどだった。
｢私が貴方に忍術を教える山本シナよ。よろしくね｣
差し出された手を握る。
その手はとても暖かくて安心した。
｢じゃあこれから忍術学園で学んでいく上で必要な物を渡していくわね｣
そう言って渡されたのはくノ一の友と書いてあるもの。
シナ先生によると教科書らしい。
他にもいろいろな物を渡されたが、一番驚いたのはくノ一が着る、桃色の忍者服。これを着て私は毎日くノ一になるための鍛錬をするのだ。
そう思うと、とても嬉しくて口角が緩んだ。
｢じゃあ早速着てみましょう！｣
というシナ先生の声掛けで試着することになった。
初めて着る忍者服は怖いほどピッタリで少しびっくりした。
けれど、胸の部分がどうも息苦しい。
｢あなた、いい身体してるわね｣
あとで特注しておくわ。と呆れ半ばで言う先生。
(……なんか申し訳ない)
…でも、こうやって服を着るだけで自分が一人前のくノ一になったかのように錯覚する。
いずれ、堂々とくノ一として生きていけるように、これからは毎日頑張っていこう。
そう決意し、忍者服の裾を握りしめた。
終わり
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Saori2001(プロフ) - 続きが読みたいです！ (2021年11月22日 5時) (
レス) @page8 id: 76238201f7 (このIDを非表示/違反報告)
みず。(プロフ) - なつりんさん» お気に入り登録ありがとうございます！分かりました。直しますね！ (2018年8月15日 23時) (レス) id: 0054e19e32 (このIDを非表示/違反報告)
なつりん(プロフ) - お気に入り登録と評価をさせていただきました。読んでいる時に、誰が喋っているのか分からない時があるので、誰が喋っているのかを分かりやすくしたらいいと思います。更新頑張ってください！ (2018年8月15日 16時) (レス) id: 2d87649550 (このIDを非表示/違反報告)
季里(プロフ) - みず。さん» ありがとうございます (2018年8月10日 7時) (レス) id: b984e08707 (このIDを非表示/違反報告)
みず。(プロフ) - 季里さん» お気に入りありがとうございます！応援してくださる方がいらっしゃって非常に嬉しいです。オチに関してはまだ決めてはおりませんが変装得意なあの方も是非候補に入れたいと思います！ (2018年8月10日 0時) (レス) id: 241df87a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みず。 x他1人 | 作成日時：2018年8月9日 3時
