《1歩遅れての旅立ち》 ページ32
夜
『……なつかしいな』
Aは部屋でアルバムを見ていた
おじいちゃんと一緒に畑を耕した時の写真
ルフィくんとの写真
おじいちゃんとシャンクスさんが
お酒を飲んで寝てしまった時の写真
どれもこれも大切な思い出
またこれに新しい思い出が追加された
『今頃ルフィくん何してるのかな……』
今日旅立ったルフィくんとその横に私
『……』
明日には私もこの家、村から出ていく
『……』
窓から見える無数の星
『すぐ追いつくからねルフィくん』
………
『…』
まだ皆は寝ている時間帯
バレないよう静かに……
ガ「……もう行くのか?」
『!!ガープさん!! 』
の はずだったのに
ガ「別れの挨拶もせんと行ってしまうのか?」
『ごめんなさい……でも 今皆にあったら
また泣いてしまいますから!!』
ガ「……そうか 気をつけるんじゃぞ
何かあればいつでも連絡してこい!!!
わしがすぐに駆けつける!!」
『!!……ありがとうございます ガープさん
私はこの船でおじいちゃんの夢を叶えます!!』
ガ「ああ 叶えてやれ!!あいつの夢を…!!
さぁ 行け!!!!!」
『はい!!行ってきます』
今ここから私の夢の第1歩を踏み出す
フーシャ村の皆さん
今までお世話になりました
何も言わずこの村を出ることを
お許しください
村「……」
マ「Aちゃん……元気でね」
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作者名:アオ犬 | 作成日時:2020年12月31日 16時