弱虫娘は海にでる《ONEPIECE》 (ページ24)

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シ「……」

べ「お頭そろそろ行かねェと」

シ「もう少し待ってくれ」

シャンクスは出発時間を遅らした

シ「これをAに渡し忘れててな…」

その手には古びた手紙が一通

ル「おーい!!シャンクス!!」

『ハァハァッ…シャンクスさん!!』

シ「!!ルフィ!!A…!!!」

ル「間に合った～!!」

シ「すまないなルフィ…疲れたか?」

ル「これぐらいへっちゃらだ!!!」

シ「そうか……A」

『もう出発しちゃうの?』

シ「ああこれをお前に渡したらな」

『?……これは?』

渡された手紙には
わたしの名前が書かれていた

シ「それはお前のじいさんから
預かったやつでな」

『!!おじいちゃんから?』

シ「おれが島から離れる時に
渡せと言われてたんだが…
すっかり忘れてた!!」

『……;;』

シ「A 今まで世話になった
お前やじいさんのの作る野菜や果物は
おれやあいつらも気に入ってるんだ」

シャンクスさんの目線の先には
こちらに手を振る赤髪海賊団の皆さん

「Aちゃんまたな!!」

「A!!風邪ひくなよ!!」

「元気でな!!」

『…皆さん!!』

シ「また機会があれば会いに来る
その時にまた食わせてくれねェか?
今度はそれを使ったお前の手料理も食べたい」

『っ～!!はい!!がんばります!!』

シ「…」

『それとわたしからも…これ』

シ「!…これは」

『…あとお願いがあるんですけどいいですか?』

シ「お願い?…何だ言ってみろ」

誰にも聞かれないように
Aはシャンクスの耳元で話した

『＿＿＿＿＿』

シ「!!…ああ約束する」